今年のゴーデンウィークは夫の休みが微妙だったのもあり(休日出勤の代替で平日休みになっていたら混雑状況が楽になっていた)私が乗り気にならなかったのもあり。特に何かするってことはなかったのですが、映画は観に行きました。
それが、大好きな映画のひとつの「プラダを着た悪魔」の続編。
金曜ロードショーで復習(夫は仕事で遅くに帰宅したからみていなかったけど、「昔一緒に観たからわかる」と言っていた。)して、続編への期待も高まった状態で鑑賞に。
以下ややネタバレあり。あらすじは書かないので、観た人が読んで共感してくれたらいいなレベルの覚え書き。
・字幕のみということに映画が始まるまで気づかなくて、いつも吹き替えを観るタイプの我々夫婦は最初「やっちまった〜。」となったけれど、案外すぐに慣れて楽しめました。自分的に残念だったのは、ナイジェルがオネェ口調で話すところがお気に入りなので、字幕だとそういうところがなかったのがざんねん。
・物語冒頭からいきなり失業してからのランウェイに編集部長?として採用されることになったアンディが、「ご都合展開の急展開だなぁ?」と思っていたのが、実は炎上騒動で窮地に陥ったランウェイをどうにかするための隠し球として期待したナイジェルのキャスティングだったことに最後の最後でネタバレされて、「ナイジェル粋過ぎる〜!」と思わずため息がもれる。
・ランウェイの人員がぽっちゃりだったり、オシャレに疎い人だったりと色々で、時代の流れを感じました。
・アンディの助手役のアジア系の子がZ世代で、中盤で空気を読めない行動をしたように見せかけつつ、実はアンディのためにミランダの動きが分かるように盗聴していたことがなかなかない発想と度胸でビックリ。この時のアンディ達の反応で、「アメリカでも日本と同じで、『今時の子ってどうなのかしら?』とかいう感じがある」という感覚が面白かった。それに、徐々におしゃれにも興味をもって服装が変わっていくところも、初代のアンディを彷彿とさせるようで良かった。
・起承転結がハッキリしていて、前作ほど分かりやすいストーリーではなかったかもしれないけれど、それでも集中して観やすい内容が「やっぱりプラダを着た悪魔なんだなぁ」と感心。他の方のブログとかではストーリーが混み合っていて分かりづらいとかあったけれど、私はそうかな? と思った。確かに前作ではミランダとアンディ、それにエミリーと恋人との狭い人間関係に揺れる感じが主体だったから、それに加えてスポンサーになってくれる人なんかが増えて人間関係の把握は大変だったかもしれないけども、人の顔を覚えるのが苦手な私でも各々特徴的なスタイルで演出されていたから分かりやすかった。
・エミリーが敵的な前情報はあったけれど、どういう経緯でどんな展開になるのか分からなかったから、まさかランウェイを辞めさせられて復讐心と虚栄心から、ゴージャスな恋人へのおねだりでランウェイを乗っ取ろうとするなんてって流れに「は〜。なるほどな〜。自分で小売業の方がいいとか言っていたのも見栄だったのか〜。」と感心。でも、最終的におじゃんになったところで、実はアンディと友達になりたかったのよ宣言をしたことを観て、ちょっとジーンときた。
・レディガガの良さを今まで感じたこと無かったんだけど、歌唱シーンでの演出がカッコよくて、なんであんなに人気があるのかがわかるような気がした。パフォーマンスが音ハメ? って感じですごい。
・アンディやミランダ達の老いなんかは胸元や額には現れていたけれど、それでも前作と変わらないような美しさやおしゃれさに流石と言わざるを得ない。
・前作ではバンバンとアシスタントのデスクにコートやバッグを投げつけていたミランダが、時代とともにやってきたコンプラの影響で、自分でコートを掛けるようになったり。会議で毒舌を出そうもんならアシスタントに目線で制されたり。色々とやりづらそうにしているところが寂しくも感じた。
・アンディは年をとっても相変わらず良いことをしようとして空回りしてしまう性格で、それをナイジェルに諌められていたけれど、それがアンディらしいんだな〜と思った。共感性羞恥を覚えるというか。夫は特にアンディの性格が自分と似ていると感じたらしく、仕事での自分を重ねた様子。
・今作のミランダはけっこう色んなところで笑みを浮かべたり、泣きそうになったりしていたから、それが良いのか悪いのかは人によるんだろうけれど、私は最後にアンディと一緒に車に乗っているシーンで涙を流さない絶妙な真っ赤な目つきで自分の人生を振り返って語るミランダがとても良いと思った。
ていう感じで色々なシーンが今も頭の中で流れていて、ここ暫くの間で一番のヒット作になりました。
夫とも、いつも映画終わりに感想を言い合いますが、帰宅してからもあれはどーだったこーだったと感想が止まらず。私はネタバレを観る前か後に必ずネットサーフィンで読み漁るのですが、今回は前情報はプロモーションだけにしました。そして、夫も珍しくかなり楽しかったようで、同様にネットサーフィンして「あそこのシーンはこうだって考察している人がいるよ。」などとやり取りしました。
夫と一緒にヒットしたことも嬉しかったです。夫はかなり昔に一緒に前作を観たきりだし、女性向けの映画だと思うから、どうかな〜前作と共通する登場人物は少ないにしても、楽しめているのかな〜ここの前作との共通点とか分かってるのかな〜なんて心配していたのですけども、映画が終わった瞬間に「トイレ行きたいけど映画観たくて行けなかった。」と言ってくれていたので安心しました。
お気に入りの映画はDVDを買うことがあるのですが(主に遠出するときに車中で私が観る用)、2が出たら前作と抱き合わせで買ってもいいな。って気持ちになりました。
これで「さあ働けるようになるために頑張るぞー!」という気持ちは湧いてこなかったのですけども、働く人っていいですよね。ほんと、体調不良を治すために堕落した生活を送ってばかりなもんだから。最近ちょっとずつ回復はしてきていると感じているので、もう少ししたら動き始めたいと思いました。
