2023年も残り4時間となりました。

公私ともに本当にいろいろなことがありました。

 

仕事では、とある目標にむけて、

少しずつではありますが

一歩ずつ着実に歩んでいる手ごたえを

感じながら過ごしています。

 

あと必要なのは「大きな一歩を踏み出す勇気」。

それだけかな、と思います。

 

 

 

仕事以外では、このブログでも再三登場される

YMOのお三方のうちのお二方、

高橋幸宏氏(享年70歳)、坂本龍一氏(享年71歳)が

相次いで亡くなったことを記さなければいけません。

 

大晦日の今日、NHKで二人を追悼する番組がありました。

お二人の関係やそれぞれの生き様、大切にしていることなど、知ることができました。

 

そして、今の私にズドンと響くお二人の言葉がありました。

 

 

「何か新しいことがいつも好きで、新しいものが自分の中に発見できなくなったら音楽をやめる。それがあるかぎりは

いつ死ぬか分からないけどずっとやっていると思う。自分を突き動かすのは新しいものの発見」

(高橋幸宏氏)

 

 

「老いてますます過激。そういう人になりたいです。収まるのが一番いやです。自分の好奇心や関心、やりたいことを忠実にやっていれば、収まってはいない、収まるわけにはいかないでしょうね。」

(坂本龍一氏)

 

 

私など遥かに及ばない、偉大なお二人ですが、

そんなお二人に1mmでも近づけるように

来年もがんばっていきたいと思います。

 

 

 

以心電信(1983年)

作詞:細野晴臣、ピーターバラカン

作曲:坂本龍一、高橋幸宏

 

 

みなさま良いお年を!

アメリカンフットボール(以下、アメフト)のゲームは試合時間60分のうち、前後半の残り2分が大切だと言われています。絶望的な点差で負けてても、残りたった2分で逆転できるのがアメフトの醍醐味です。プロの試合では、残り2分になると自動的にタイムアウト(時計がストップ)となり、作戦を練る時間が与えられます。

 ケアマネジャーは、介護が必要になってから人生の最期までの過ごしかたをご本人といっしょに考え、最適と思われるサービスを提案し、計画し、提供する仕事です。アメフトのように、今置かれている状況を分析し、ときには試合開始までさかのぼって残り2分の作戦を立てます。
  
「人生は終わり良ければすべて良し」と言われますが、それまでの人生が思い描くものと違っても、満足いく最期を迎えられれば「幸せな人生だった」と思えるものです。また、その逆も然り、です。
アメフトも人生も、最後に残された時間のやりくりの仕方ですべての評価が決まると私は信じています。

「言いたいことはなんとなく分かった。でも、自分の人生が残り2分なんて短すぎないか」と思う方もいらっしゃると思います。そうですね、この例えでは誤解を招くかもしれません。
 
ただ、アメフトには試合時間をコントロールできる、という特徴もあります。作戦次第では、残り2分を10分にも15分にも延ばして試合を続けることができるんです。そのカラクリを知りたい方は、お会いしたときにお話ししましょう。
 
介護が必要になっても悲観することはありません。命がある限り、幸せでいられるかどうかは、残り2分の作戦次第なんです。
 
そのお手伝いを私にさせてください。

 

 

 

 

意味、伝わります?^^

みなさん、健康のために「運動」してますか?

 

「1日1万歩歩きます!」とか健康のためにウォーキングする人がいると思うのですが、「うごく=健康になる、うごかない=不健康になる」ことは、体のミクロレベルでも言えそうです。

 

脊椎(背骨)は、24個の椎骨(骨)の間に椎間板(軟骨と同様の成分)が挟まっているのですが、歳をとって身長が低くなっていく原因のひとつは「椎間板が少しずつ減少していくから」です。

 

椎間板の成分はコラーゲン20%、プロテオグリカン5%で、のこりは水分が70~80%です。

 

椎間板には血管が通っていないので、そのままでは必要な栄養を届きません。栄養が届かないと椎間板はどんどん劣化していきます。

 

では、どうやって栄養を入れていくかというと「椎間板の中の水分の出入り」です。

 

背骨を動かすことで椎間板が圧迫されると、水分が押し出されます。そして圧迫がなくなると水分が戻ってきます。「息を吸って~、吐いて~」の呼吸と同じですね。栄養補給するには水分の出入り(椎間板を動かす)しか方法はありません。

 

背骨の動きが悪い部分は、椎間板も動かないので栄養補給も不十分になり、劣化していきます。ただ、劣化していっても背骨を安定させないといけないので、みずみずしい椎間板には繊維質がふえていき、やがて骨化していきます。骨化すると安定はしますが、さらに背骨の動きが悪くなったり神経を圧迫したりします。

 

つまり、健康な背骨でいるには、動かしにくくなった部分を動かして、椎間板の中の水分を出し入れすることが大切なのです。

 

「うごく」ことは人間にとって大事なことです。

 

歩くこともそうですが、血液が詰まれば、そこの細胞は死んでしまいます。頭も働かさなくては認知症に近づきます。骨も破骨細胞と骨芽細胞がはたらいて、壊しては作るを繰り返しています。細胞自体もタンパク質を材料にして日々作り変えられています。

 

究極の「動かない」は「死」です。

 

生きているということは体の中が常に「うごいている」ということなのです。

 

今日は「勤労感謝の日」。仕事の人もいるかもしれませんが、全国的にも天候のよさそうな今日。思い思いの「うごく」を実践してみませんか?