突然ですが、皆さんのご両親はご健在でしょうか?

いろんな世代の方が読んでくださっていると思うので、お亡くなりになっている方もいらっしゃるでしょうね。



私も父親を亡くしています。

かなり厳しい父親でした。でも、私は父にとって歳をとってからの子供なので、高校生ぐらいになるとすっかり丸くなっていましたね。腕力は私のほうが上回っていましたしね。でも、試したわけではありませんよ。決して父親と殴り合いのケンカはしたわけではないです。だから、実際に“どっちが強かったか”は分かりません。







今日は訪問調査に行ってきました。訪問調査とはその方の要介護度を決める資料になるもので、役場から調査依頼があります。ですから、自分の担当でない人の調査、ということも当然あります。



今日調査する人は男性。

生年月日を見て、ふと思いました。

「父親と同級生だな」。

住所を見ると、ごく近所。



“もしかして、父親のことを知っているかもしれない…”。



そう思って、その方に「私、実は○○の子供なんです。ご存じですか?」と聞いてみました。



すると、その男性は「おう、知っているぞ。あんたは○○の子供かあ。」と驚いておられました。



「○○はなあ、俺なんかより体が小せえだろ。いっつも“体の大きいやつには負けたくない”って言ってたなあ。」と話してくださいました。



すこ~しだけ呆けておられるので、それ以上は聞けなかったんですが、なんとなく嬉しくなりました。



無口な父親でしたから。自分の話をしない父親でしたから。小学校の頃、どんな子供だったか、少しだけ分かったような気がして嬉しかったですね。



父親が亡くなった数日後、「新聞のお悔やみ欄を見てびっくりした」と、お線香を上げにやってきた高校の同級生だった人からもお話を聞いたことがあります。

その人によると、授業中にみんなが騒いでいるときも「静かにしようや」と諭すような、そんな人間だったようです。



「…らしいよなあ」って思ったことを覚えています。



生前は、そんな話もちろん聞きませんし、向こうも話しません。



でも、今になると“いろいろ聞いておきたかったなあ”と思うこともあります。

…でも、やっぱり聞かないよな(笑)



そんなことを思った今日でした。



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今まで何度か書いていると思うのですが、ここで改めて

社会保障制度の財源について書いてみます。


社会保障の財源は2つあります。

ひとつめは税金。(租税というそうです)

ふたつめは社会保険料。


ひとくちに税金といっても、

法人税、所得税、消費税などを国税、

住民税や固定資産税などを地方税、

などたくさんの税金の種類があります。

(その辺は詳しくないので、興味のある方は

ご自分で調べてみてくださいね^^)


一方の社会保険料も

サラリーマンの人は事業主も半分支払っており、

実際には、今あなたが支払っている2倍もの保険料を

国に払っていることになります。


この頃、健康保険なしの雇用契約って多くないですかね?

あれって、会社ではけっこう負担が大きいみたいですよ。



さて、介護保険の話をしますが、


介護保険の財源は

税金が50パーセント、

保険料が50パーセントです。


何度も言うように介護保険を使う人は、これからますます増えていきますから、財源をどうするか、ということに四苦八苦しています。


税金と保険料の割合を5:5から6:4にしようか(6=税金、4=保険料)、そうすると、消費税を上げなくちゃいけない…、イヤ、待て、保険料を今よりも1000円アップにしようか、それとも、ケアマネのプラン作成料を1割負担にするか、高所得者は2割負担にするか、それとも、40歳以上から保険料を支払うのを20歳から払うようにしようか…


などなど、本当に四苦八苦ですね。




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前回で「社会保障の歴史」編が終わったので、今回から「社会保障制度の仕組み」編を書いていきたいと思います。


以前、「社会保障はセーフティーネット」という記事の中で、「社会保障は国の責任」と書きました。1人で生活できなくなっている人を助けるのが社会保障だと。


それはそうなんですが、この社会保障制度は、巡り巡って私たち「国民の責任」なのですね。

これだけ書いて、まあ、ピンと来ている人もいると思いますが。


どういうことか、というと、社会保障の費用は①税金、②保険料という2種類のお金で成り立っています。そのお金は誰が出しているか、というと、ご存じ、私たちですね。

私たちがお金を出さなかったら、社会保障制度は成り立たないのです。


今も新聞記事をにぎわしているじゃないですか、

介護保険制度の65歳以上の保険料。

いっきに1000円くらい上がるんじゃないか、って言われていますね。

「払えない人がいるんじゃないか」とか言ってますよね。

だったら、消費税を上げようか、とか。


「国の責任」なんだけど、巡り巡って「国民の責任」といったのは、

そういうことだから、です。



じゃあ、社会保障が今のようにしっかりしていなかった頃は、どうしていたでしょうか。


一緒に住んでいるおばあが風邪をひいた。

でも、病院なんかない。




…「病院がない」なんて、どんだけ昔なんだって、話ですが^^;

平安時代ぐらいさかのぼれば、そんな感じかな?^^


そんなときは、家族で看病なんかしてたんでしょうね。


病気だけの話じゃありません。


子供に飯も食わせられないほど貧乏な親戚がいた。

誰が面倒を見るか。

「生活保護」なんかなかった時代ですね。

そうなると、比較的裕福な親戚が面倒を見るんですね。

本家か分家か、といったら、本家だとかが。


実際に私の父親は、自分の父親(つまり私にとって祖父)を早くに亡くしていたので、本家に居候という形で住み込んでいたそうです。


昭和10年代のお話です。

昭和20年代になってもかな。


そんな時代でも、そういう助け合いが行われていたんですね。


これを”相互扶助”というんでしょうね。

”お互いにお互いを助け合う”=”相互に助け合う”=”相互扶助”ですね。

「お互い様よ」なんて言うこともありますね。


それがもっと広がって、国の単位で面倒みましょうや、というのが「社会保障制度」ですね。


所得が高い人は低い人を、

健康な人は病気がちな人を、

仕事バリバリの現役世代は仕事を引退した世代を、


助けるということです。


このように、社会の一員として皆で協力していきましょう、というのを”社会連帯”というそうです。


”相互扶助”と”社会連帯”、これが社会保障の基本となる考え、だそうです。



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