とうとう、という感じですが、

今朝の新聞でこんなニュースが

一面に出ていました。


ご存じの方も多いでしょうね。




介護保険 軽度者の分離検討 厚労省

(クリックすると飛びます)




介護保険は火の車だと何度も耳にしましたが、

いよいよ要支援者への給付が介護保険から

外されそうです。


保険給付がなくなる代わりに

市町村事業でカバーする、

という方向になりそうですが、すでに

「地域格差が出るのではないか」という

意見もあるようです。


ま、そもそも、介護保険ができた頃は

「地方分権」が主張されてた頃でしたから

地方によって格差があるのは当たり前である、

と、受け入れなければならないでしょうね。




私の考えは、格差があることを

良しと思いませんし、社会保障が

縮小されるということなので、

立場的には反対ですが、

財政のことを考えると消極的賛成、

ということにしないといけないかも

しれません。


昔のブログのコメント欄 にも

書いていました。


「要支援者の給付を外す」ことから

「コミュニティーをつくる」ということまで

書いています。

「コミュニティー」というのが、

市町村事業の役割なんだと思います。




さて、地域包括支援センターの

「要支援者のケアマネジメント」機能が

後退することになりそうですが、

そのかわりに、どんなアイディアで

市町村事業を創り上げていくか。

それこそ、市町村の力が必要に

なってきます。


はたして互助の土壌が崩れそうなこの時代に

どんなコミュニティーが創造されるでしょうか。




もちろん、私も高みの見物ということではなく、

必要とされれば、意見も言うべきと思いますが、

ケアマネジャーの立場としては、軽度者への

支援がなくなるとなると、重度者・医療依存度が高い

人たちへの支援が主な役割となり、よって、

「介護につかえる体のしくみとはたらき」

を、どうぞこれからもよろしくお願いします。




という宣伝で、今日も終わりですm(_ _)m




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