前回 まで、3大栄養素について、いろいろと説明しました。
今回は栄養素を吸収するしくみを書いていきます。
栄養素を吸収する臓器は「小腸」です。
小腸には食べ物の通過が早い「空腸(空の腸)」、
空腸を降りると「回腸」という2つがあります。
空腸と回腸の区切りははっきりしていません。
食べ物は胃によって び粥 になり、小腸の上にある十二指腸の中で
膵液・胆汁などの消化酵素 によって、糖質は二等類 、
分解されます。
さらに小腸に入ると二糖類は単糖類に、ペプチド類はアミノ酸に
分解されていきます。
ではどのように体内に入っていくかというと、
小腸の粘膜から入っていくのですが、粘膜は脂肪で
できているので、脂肪は通過しやすいです。
しかし、糖類、アミノ酸は水に溶けているために
脂肪を通り抜けることが難しいのです。
(水と油は混ざりませんから^^)
ですからそれらの栄養素を通す「輸送体」というもの
があり、それを使って細胞の中に入り込みます。
「消化のしくみ」、だいぶ間があいたので、
復習してみてくださいね^^;
「記事、よかった!」という方、クリックを。