結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ -9ページ目
以前司会を担当した新郎・新婦さん。
共に花が好きということで、
結婚式に花を用いた演出をしたいと
考えていたんです。
※会場も、おふたりの大好きなバラをメインに
華やかな雰囲気でした!
そこでおふたりが「やってみたい!」
と準備をされた演出が、
【フラワーセレモニー】でした。
これこそが、想いを込めて準備をされた
オリジナリティに溢れる演出だったんです。
まず、披露宴開演前。
受付を済ませたゲストに、
ウェルカムスペースで、
『フラワービュッフェ』を
お願いしました。
おふたりの用意されたフラワービュッフェ。
「結婚生活で大切だと思うことは
何だと思いますか?」
の問いに対してその言葉に紐づく
色の好きな花を1輪選んでもらいます。
その花を、
苔に見立てた緑を敷き詰めたボックスの中に
挿してもらいました。
そして、
このボックスを完成形にするために、
もう一つの演出が加わりました。
新郎・新婦さんがお色直し入場をされた際、
12人のゲストから、
バラのドライフラワーを
受け取っていきます。
各テーブルを回りながら、
その際に、新郎・新婦さんが
「結婚生活において大切にしたいこと」
の12の言葉に合うゲストから
バラを渡してもらいました。
なぜ、その言葉と共に
バラを手渡してもらいたいのか
新郎・新婦さんとのエピソードなんかを
司会がご紹介を交えながらテーブルを
回ってもらいました。
そして、12本のバラをブーケに仕上げて、
ゲストに花を挿してもらったボックスの
真ん中にブーケを置いて、
フラワーボックスが完成!
完成したフラワーボックスを
ゲストにお披露目して、
フラワーセレモニーが結びました。
新郎・新婦さんも、
すごく準備に時間をかけていたことを
私もよ~くわかっていた私。
各テーブルで花を渡してもらうゲストの
紹介という役目を担っていたので、
新郎新婦さんの回るペースを見ながら、
お手伝いしました。
ゲストに花を選んでもらう
「フラワービュッフェ」と、
バラを手渡してもらう
「ダズンローズ」を
合わせたこの
【フラワーセレモニー】
新郎・新婦さんが準備した甲斐あって、
とっても盛り上がりました!
ゲストと共に作り上げるセレモニーも、
すごく思い出に残る演出かもしれません。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。


スピーチレッスンの受講者さまから、
こんな質問をいただきました。
『スピーチ原稿を作って、
塩沼さんに添削をしてもらい、
スピーチの不安が少し軽くなりました。
でも、心配性の私はちょっと気になる
ことがあります。
とっさに何か付け足したくなった時、
ふいに口から出た言葉が
教えていただいた『NGワード』
だったらどうしよう・・・
という不安なんです』

以前当ブログでも、
忌み言葉について綴っております。
結婚式での忌み言葉
【忌み言葉】は端的に言うと、
『お祝いの場にふさわしくない
縁起の悪い言葉』
のことをさします。
具体的には、
『別れる』『終わる』『離れる』
などなど・・・あげたらキリがないくらい。
さらには、
ネガティブな言葉・言い回しなども、
同様に結婚式の場では避けた方がよい
とされているんです。
でね、この受講者さまからの質問で、
私は、ふと思ったことがあるんです。
忌み言葉をはじめ、俗に言う
『結婚式でのNGワード』。
それらを、
『別れる』『終わる』『離れる』
という単語ではなく、
実際にどういう文脈の一節で
入りがちなのか。
具体例で知ってもらう方が、
格段にわかりやすい!
のではないかと・・・。
ということで、
めちゃくちゃ前置きが長くなりましたが、
実際に私が結婚式の現場で、
『NGワード』を言い換えるとこうなります!
という実例をシチュエーション別に
ご紹介してみますね。
本当に、本当にごくごく一例を
ご紹介してみました。

ここまで綴っておきながら、
すご~くなんですが・・・
私ね、こう思うんです。
要は言葉自体を、
『ポジティブな言い回しにする』
これがひいては、
おめでたい席における
『NGワードを回避する最強の術!』
なのではないかと。
極端な話ではありますが、
結婚式というシチュエーションにおいて、
聞いている人が不快に感じたり、
暗~い気持ちになってしまうような
ネガティブワードを連発する、
これは避けたいですよね。
でも!ポジティブな言い回しにすることで、
必然的に『NGワードを華麗にスルー』
できているということになりますよね!
気にしすぎるととことんまで、
気になってしまう
結婚式でのNGワード。
言い回しを気にしすぎて、
「発する言葉に思いが込められない」
という状態になってしまうのは
と~っても残念です。
だからこそ、原稿をしっかり準備して
スピーチに臨めば、
とっさに言葉を付け足そうと思った時に
「過度にネガティブワードを連発する」
といった状況は避けれるはず!

基本を押さえたら、
あとは気にしすぎずに
リラックスしてスピーチに臨むことが
大切ですよ~。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


日頃結婚式に関わる私が、
より熱を持ってあれこれ綴りたくなる
【花嫁の手紙】

基本的にスピーチをはじめ、
自分の声で伝えることは
『想い』を届けることが一番大切!
だと常々感じているんです。
新婦さんが披露宴で読み上げる
【花嫁の手紙】はまさに、
『想い』を届ける集大成です。
そこで「より想いを届けるために」
大切なポイントをご紹介します。
ズバリ!
『語尾だけでも両親と目を合わせる』
これを意識するだけでも、
まったく想いの伝わり方は変わります。
手紙を読む際は、
文字を追うことに集中するので
否が応でも目線は下になっちゃいますよね。

かと言って、すべて記憶して暗唱するなんて
すごく難易度が高くなります。
そこでおススメの方法が、
『語尾だけでも両親と目を合わせる』
なんです。
一文の語尾の部分だけでも、
手紙から目線を上げて
両親と目を合わせることを
ぜひ意識してみてください。
特に「ありがとうございます」などは、
フレーズ全体を通して手紙から目線を
上げてほしいなぁって思うんですよ。
そして手紙から目線を上げる
瞬間があることで、
緊張からくる「早口」
を防ぐことにも繋がります。
たったそれだけのほんの些細な動きですが、
このことを意識するだけで
手紙を読む新婦さん自身の想いの込め方が
段違いになります。
新婦さんが手紙を読んでいるシーンは
写真撮影をされるところでもあるので、
目線を両親の方に向けて顔を上げる
タイミングがあれば、
それだけで写真映えもしますよ~。
【花嫁の手紙】は、内容もさることながら、
新婦さんの立ち居振る舞いなども
結構注目されます。
でも、一番意識してほしいのは
「想いを届ける」ということ。
人が本気で想いを届けようとする姿は、
その場にいる人の心を自然と打つものです。
これから披露宴で手紙を読む予定の
新婦さん!
ぜひ、
『語尾だけでも両親と目を合わせる』
ということを意識してみてください。
あなたの想いがより深く届きますよ~。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。


以前結婚式に列席していた男性ゲストから、
こんな質問を受けたんです。
『来月、3年ぶりに会社の総会がありまして、
そこで司会を任されたんです。
大勢の人を前に司会をする時に、
不慣れな私でも最低限準備できることって
何かありますか?』
こんな質問をされると、
ついついワクワクしてあれこれと
お伝えしたいことが出てきちゃいました。

とはいえ、
披露宴中でそんなに時間もなかったので、
【これは絶対に大事!】
と思う2つをお伝えしました。
人生何があるかわかりません。
(大袈裟ですが・・・)
もしかしたらこれを知っていると、
不意のタイミングで司会を依頼された際に
お役に立てる内容ではないかと思ったので、
このブログでもご紹介していきますね。

感謝の言葉は気持ちを込める
どんな会合であっても
「司会」という立場では、
司会原稿そのものを凝視して
【棒読み】
になりやすいんです。
そこでおススメな方法が、
『感謝の言葉は気持ちを込める』
ということ。
仮に他の部分が棒読みに
なってしまったとしても、
感謝の言葉を発する時には、
聞いている人に語り掛けるように
してみてほしいんです。
『本日はお集まりいただき
ありがとうございます』
※ありがとうございますに思いっきり、
心を込めてみてください。
ちょっとしたことではあるものの、
こういう意識を持つだけで
聞き手には「自然な抑揚」が
感じられます。
すると、脱【棒読み】になりますよ!

大事な部分の前は『間』をあける
司会者は、紹介や説明といった役割が
多くあります。
その際、堂々とした話し方にするために
一番大切なこと。
それが・・・
『間』をあけることなんです。
しっかりと『間』をあけると、
大事な部分がより際立ちます。
『ただいまから(間)
○○株式会社 社員総会を開催いたします』
いかがでしたか?
たくさんのポイントの中で、
これを意識するとスムーズに司会進行できる
2点を絞ってご紹介しました。
今日ご紹介したポイントは、
いずれも
「話し方の調子にメリハリをつける」
ことにフォーカスしてみたんです。
慣れない人が司会をする時。
こういうことって、
結構、いや、かなり大事だったりするんです。
せっかくの機会に引き受けた、
司会という大役。
会を盛り立ててお役目を果たすうえでも、
覚えておいて損はないですよ~。
ということで今日は、
司会を依頼されたときに
すぐに意識しやすいことについて
ご紹介してみました。
すごく限定されちゃうかもですが、
必要な方に拾える点があれば嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。


スピーチのために用意した原稿。
何度も何度も細かい箇所を
修正しながら作った渾身の原稿。
できるならば、それを覚えて
スピーチ本番に臨みたい!

こんな流れになるのは、
すっごく自然なことですよね。
とはいえ、
「暗記が苦手」
「スピーチが頭に入っていかない」
こんなお悩みを感じる方も
多いんです。

ズバリ!
【原稿は暗記するものじゃない!】
のです。
なんだか身も蓋もない見解に
聞こえちゃうかもですが、
これはスピーチを準備する上で
めちゃくちゃ大切なことなんです。
原稿を声を出して
読んでいる時のことを、
ちょっと想像してみてくださいね。

原稿を読んでいる時って、
文字を追っているだけなので、
言葉が「ただの音」に
なっていませんか???
実はこの状態での練習を
何度か繰り返しても、
なかなかスピーチの内容が
頭に入るっていう状態には
なりにくいんですよね~。
そこでおススメなのが、
原稿の内容をイメージする
練習法なんです。

例えば、友人スピーチの場合。
「○○さんと私は、高校入学当初
同じクラスになりました。
友達ができるか不安でいっぱい
だった私に、笑顔で話しかけて
くれたのが〇〇さんでした」
こんな感じで
友人との出会いの場面を盛り込む際。
原稿の字面だけを追うのではなく、
その時の状況を自分の頭の中で
イメージするんです。
この原稿の一節であれば・・・
入学して間もないあの時に
感じていた不安。
そんな不安を払拭するかのように
笑顔で話しかけてくれた時の
友人の表情やその時の情景。
そんなことを思い起こしながら
繰り返し言葉を出すようにしていくと、
原稿内容を自分自身が理解して
把握しているので、
結構すんなりとスピーチ内容が
頭に入ってくるんですよね。
それと、原稿を一字一句
覚えることに注力しすぎちゃうと、
こんなことが起きます。
言葉をつなぐ助詞「てにをは」が
少しでも違うものになっただけで、
あっという間に頭が真っ白になって
次の言葉が出なくなる・・・
な~んてことにもなりやすいんです。
あくまでも原稿は
スピーチの地図として捉えて、
大まかに話す内容は把握するものの、
イメージしながら練習すると
本番で話す内容が飛びにくくなります。

ということで今日のまとめです。
原稿は、
一字一句暗記するものではなく、
内容をしっかりとイメージする!
原稿がスクリーンに映し出されたり
するわけではないので、
一字一句にとらわれ過ぎないことが
超絶大切ですよ~。
これからスピーチという方に、
何か拾える点があれば嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。



