結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ -10ページ目
このブログを見てくださっているあなたは・・・
・近々結婚式を控えている
・すぐに予定はないけど結婚式に興味がある
・出席した結婚式がとても素敵だった
(私の勝手な想像で書いておりますが(笑))
そんな方でしょうか?
自分自身の結婚に興味を持つ前である
30代半ばから、(だいぶ遅いですが・・・)
ウェディング司会者として結婚式に
関わるようになってかれこれ15年以上。
私はいまだに飽きることなく、
結婚式が大好きです!!!

でも・・・
「なんでこんなに結婚式が好きなのか?」
ふと考えることがあるんですよ。
というわけで今日は、
結婚式が大好きな理由について
綴っていきますね。

結婚式が大好きな理由、それは・・・
人生の大切な節目となるひとときを
見守ることができるから。
結婚をする年齢も、
育った環境も、
携わっている仕事も、
興味のあることも、
価値観も、
結婚式の内容も、
あらゆることが一つとして同じではなく、
一組一組の結婚式それぞれに
み~んなドラマがあります。
私は司会を担当させていただく
新郎・新婦さんに、
必ずお伝えしていることが
一つあるんです。
それがこんなことです↓。
「披露宴の歓談時間中、
高砂から見える景色を
目に焼き付けてくださいね」
考えてみてください!
自分を生み育ててくれた両親、
子供の頃から見守ってくれた親族、
青春時代を共に過ごした友達、
職場の同僚・上司などなど・・・。
二人の人生にこれまで関わってくれて、
そしてこれからも関わり続ける
大切な人達が一堂に会するのは、
これがラストかもしれない時間。
それこそが結婚式なのです!
そんな人生の節目となる大切な時間を、
司会という形で披露宴の場を舵取り
させていただきながら、様々な瞬間に
立ち会える、本当に最高の仕事です。
そんな私が経験したこと、
感じたことを少しずつ発信することで、
何かほんの少しでもお役に立つことが
できたら嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


これから結婚式を迎える新郎・新婦さんに、
打合せの際に私が必ず伺うことがあります。
それが・・・
「どんな披露宴にしたいですか?」
この問いに対して
「アットホームな披露宴にしたいです」
と話してくれる方が結構多いんです。
そういう希望を持っている
新郎・新婦さんの傾向として、
「来てくれるゲストに負担をかけずに
楽しんでもらいたい」
とおっしゃるんです。
となると、演出や余興は最低限
だったりします。
そこで新郎・新婦さんが
不安に思うこと。
それは・・・
・演出や余興が最低限だと、
間が持たないのでは?
・ゲストが退屈しちゃったらどうしよう
・ただの食事会になってしまうのでは
こんな心配や不安の声を、
打合せの際に本当によく聞くんです。
こんな声を聞くたびに、
私は声を大にして
「大丈夫です!!!」
と開口一番伝えてます。
今のように
結婚式をホテルやゲストハウスといった、
自宅以外の場所で行うようになる前の
日本の結婚式。
自宅で祝宴を催し、
美味しい料理を振る舞い、
集ってくれた方達とたくさん話をして
交流を深める。
そんな「歓談」を中心とした時間を
過ごすひとときこそが、
結婚式の原点でした。
色んな結婚式を
司会者としてお手伝いしてきて、
痛烈に感じることがあります。
新郎・新婦さんをはじめ
集ってくれたゲスト同士が、
歓談を楽しみながら近い距離間で過ごし、
盛り上がってみんなが仲良くなれる。
これこそが
結婚式の醍醐味なんじゃないかと
思うんですよ、ワタシ。
※この手の話は勝手に熱くなります(笑)

そして、歓談メインの披露宴では・・・
・時間が経つのがあっという間で、
素敵な結婚式だった
・新郎新婦とゆっくり話もできて、
お祝いの気持ちを存分に伝えられた
・ゆっくり食事を味わえて楽しめた
などなど、
好意的な感想を持ってくれるものです。
演出や余興が盛りだくさんの披露宴も
楽しいものではあります。
とはいえ、お祝いに駆けつけてくれる
ゲストにとっては、
ゆっくりと食事を楽しみながら
新郎・新婦さんやゲスト同士の
歓談の時間が、
何よりもの思い出深い時間に
なるのかもしれませんね。
結婚式の現場に身を置く司会者目線で、
勝手に熱い想いを綴ってみました。

新郎・新婦さんにとって
大切な人が集う結婚式で、
より絆が深まると素敵ですよね。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


披露宴のはじまり。
新郎さんもしくは新郎・新婦さんから
ゲストへのお礼や披露宴の趣旨などを
伝える「ウェルカムスピーチ」

最近の披露宴では、
ほとんどの新郎・新婦さんが
進行に組み込んでいます。
いつもと違う雰囲気の衣裳に
身を包んだふたりから、
直接言葉を届けるのって
やっぱりいいものです。
以前司会を担当した新郎・新婦さん。
このウェルカムスピーチと共に、
【ゲスト紹介】
をされたんです。
ゲスト紹介と言っても、
一人一人のことをじっくりと
紹介するということではなく、
テーブルごとにどんなゲストなのかを
エピソードを交えてという感じで
紹介されていました。
友人・親族中心の披露宴
ということもあって、
この紹介がめちゃくちゃ
盛り上がったんです!
例えばこんな感じ。
「こちらは、私の中学からの友人です。
一貫校で過ごした6年間。
彼らがいたから卒業できた、
と言っても言い過ぎではないくらい
もはやなくてはならない存在です。
今や住む場所も働いているところも違いますが、
定期的に会う居心地の良い友人です。
こちらは、私の大学時代のゼミの先輩です。
なぜか同級生は陰キャが多く、
陽キャ揃いの先輩の方が気が合って
大学時代はしょっちゅう一緒にいました。
特に女子の先輩が「できる」方が多く、
私が新婦と登山をして、山頂でプロポーズする!
という計画を、見事に一刀両断してくれました。
おかげでオシャレなレストランで、
のちの人生ずっと感謝され続けられるであろう
思い出深いプロポーズができました」

こんな感じで1テーブルずつ
ちょっとしたエピソードを交えて
紹介されていました。
いくら友人・親族のみの披露宴といえども、
どうしても披露宴の始まりは緊張感が漂います。
そこで、こんな感じのゲスト紹介が
新郎・新婦さんからあることで、
一気に和やかなムードになりました。
この紹介。
意外なことに一番喜んでいたのが、
両家の親御さんだったんです。
披露宴の歓談中に
ゲストのテーブルへあいさつ回りを
している時も、
冒頭のゲスト紹介が話すきっかけになり
親御さんとゲストの話もかなり弾んでいました。
アットホームな披露宴を
望んでいる新郎・新婦さんに、
密かにおススメしたい
ウェルカムスピーチと共に
【ゲスト紹介】です!
披露宴の始まりが和やかになり、
粋な演出になりますよ~。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。


披露宴に欠かせない乾杯。
ちなみに・・・
・乾杯までは披露式
(セレモニー的時間)
・乾杯からは披露宴
(食事や飲み物の提供が始まる)
というわけで乾杯は、
大切な節目のシーンなんですよ~。
乾杯酒に使われるのは、
シャンパンやスパークリングワイン。

シャンパンにはこんな3つの意味が、
込められているんですよ~。
①幸せ
シャンパンはグラスに注ぐと、
下から上に泡が上がりますよね。
その様子から、
「幸せが止まることなくずっと続く」
という意味があるんですよ。
②天使の拍手
シャンパンが注がれたグラスからは、
「パチパチ」と泡が弾ける音が
聞こえてきますよね。
これが「天使の拍手」という
言い伝えがあって、
「ふたりの幸せを
天使が祝福している」
そんな意味があります。
天使の拍手には、
魔除けのチカラがあるらしいですよ。
③星を飲む
シャンパンの無数にも及ぶ泡。
その泡は「星」に例えられていて、
シャンパンを飲むことは
「星を飲む」とも言うんです。

いかがでしょうか。
結婚式というお祝いの場で
シャンパンが振る舞われるのは、
こんな素敵な意味があるんですよね。
ちなみに・・・
結婚式の乾杯酒に使われているのは、
「シャンパン」
もしくは
「スパークリングワイン」
です。
私ね、結婚式の仕事に関わるまで、
なんでもかんでも泡が出てたら
「シャンパン」
だと思い込んでました(笑)
ご存知の方もいるかもしれませんが、
スパークリングワインの中でも、
フランスのシャンパーニュ地方で作られ、
フランスのワインの法律に規定
された条件を満たしたものだけが、
「シャンパン」と名乗れるんですって!
色々奥が深いですね。

ということで今日は、
シャンパンにまつわる話を
あれこれ綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


ウェディング司会者として、
数多くの新郎・新婦さんの
様子を間近に見ている私。
特に新婦さんは、
選び抜いた美しい衣装に
身を包んでいるからこそ、
ちょっとした仕草を意識しておくだけで
美しさがさらに増すんです!
ケーキ入刀から続く
ファーストバイトのシーン。
すごくマニアックな話になりますが、
ファーストバイトでケーキを食べる時に
美しく見える3つのポイントをご紹介しますね。

①顔の角度
ズバリ「顎を上げない」です!
首を必要以上に後ろに傾けて
しまうと、必然的に顎が上がって
見た目も美しくありません。
顔の角度はまっすぐ。
その状態で新郎さんを
見つめている状態で、
口を開けるのがベストです。
②スプーンの位置
新郎さんと身長差のある
新婦さんの場合、新郎さんが
上からスプーンを運んでくると
嫌でも上を向くことになります。
くれぐれも新郎さんには、
スプーンの位置を
まっすぐ水平にして、
新婦さんの口元へ運んで
もらいましょう。
③ケーキの部位
スポンジやクリームは、
どんなに上手に新郎さんが
口元に運んでも、
口周りについてしまいがち。
おススメしたいのは、
フルーツを食べさせてもらう
という方法。
ウェディングケーキには、
イチゴをはじめ、何かしら
フルーツが飾られています。
フルーツであれば、美しく一口で
食べることができます。
ということで、
新婦さんが美しく見える
3つのポイントをご紹介
しました。
可能であれば、あらかじめ
ケーキを食べさせあう練習を
しておくと、より美しい
ファーストバイトのシーンに
なりますよ~!
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。



