結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ -12ページ目
最近は、
出会いはマッチングアプリ
という新郎・新婦さんが
とても増えています。
今は婚活のツールの一つとして、
すっかり認知されている
マッチングアプリ。
めでたく結婚が決まってから、
友人には抵抗なく
「出会いはマッチングアプリ!」
と言えても、それを親御様やご親族に
伝えるのは抵抗がある・・・
という新郎・新婦さん、結構多いんです。
披露宴内で司会者が、
新郎・新婦さんのプロフィール紹介
をする場合には、
なれそめをどう紹介してほしいのかは、
かなり大事な項目になります。
出会いについて、友人には言えても
親御様やご親族には言えていない、
そんな新郎・新婦さんに
私が提案している紹介方法。
それが…
【ご縁があって
出会われたおふたり】
です!

親御様やご親族の手前、
どう紹介してもらえばいいかと
悩んでいた新郎・新婦さんからは、
「モノは言いようですね!」
と安心していただくことが多いのが
この紹介方法。
その他にも
・知人の紹介で出会った
・共通の趣味で知り合った
などなど・・・
「マッチングアプリ」というワードを
出さずとも紹介できる言い回しを
いくつか提案している私です。
マッチングアプリは、
お互いに結婚を見据えて、
さらに価値観や趣味が一致したうえで
お付き合いがスタートします。
出会ってすぐに結婚となったお二人も、
長年お付き合いをされているような
しっくり感を第三者の私まで
感じることが多いんですよ!
出会いのカタチは数多くあれど、
【ご縁があって出会われた】
ということにかわりはありません。
マッチングアプリに限らず、
それぞれの新郎・新婦さん
一つ一つ異なるなれそめを聞いて
ご縁の神秘を感じています。

ということで、マッチングアプリが
出会いのきっかけとなった新郎・新婦さん!
ぜひおふたりがしっくりくる言い回しで、
紹介をしてもらってくださいね。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


当ブログでもたびたび、
大好きな花嫁の手紙について
あれこれ綴っている私。
新婦さんから親御様へ、
結婚式での代表的な感謝の気持ちを
伝える方法である花嫁の手紙。

とはいえ、
「大勢のゲストの前で、
プライベートな内容の手紙を読むのは
ちょっと抵抗がある・・・」
と思う新婦さんもいらっしゃいます。
先日司会を担当した新婦さんも、
ゲストの前で読む花嫁の手紙に
抵抗を感じていた方でした。
そして、親御様もシャイな方で、
「絶対に披露宴で手紙を読むのは
やめてほしい」
と言われていたそう。
そこで、この新婦さんの考えた
感謝の伝え方が、
と~~~っても素敵だったんです。

この新郎・新婦さんは
挙式前に時間を取ってもらえるよう、
プランナーさんにスケジュールを
組んでもらいました。
挙式前のチャペルに
両家の親御様を呼んで、
支度の済んだ新郎・新婦さんの
晴れ姿を披露するファーストミートを
おこないました。
その流れで、新郎・新婦さんが
それぞれ短めにまとめた手紙を読んで
素直な感謝の気持ちを伝えた後、
新婦さんの持つブーケとお揃いの
バラでアレンジしたブートニアを
両家の親御様に手渡されました。

チャペルでそっとその様子を
見守らせてもらった私。
親子水入らずの時間が流れていて、
新郎・新婦さんが読む手紙に
耳を傾けながら、
そっと涙を流している新婦さんの
お母様の姿が、
めちゃくちゃ印象的だったんです。
挙式、披露宴が始まる前に、
「これまで本当にありがとう」
「今日は楽しんでね」
といった気持ちを伝えられたことで、
親子の絆も感じられて、
親御様にとってもより一層
幸せに満ちた結婚式になったようです。
披露宴お開き後に
新婦さんのお母様は、
こんなことを話してくれました。
「大勢の人の前に立つことが
慣れていなくて、
娘には『手紙は絶対に読まないで』
なんて言ってしまったんです。
でも思いがけない形で、
親子水入らずの時間を作ってもらえて
そこで娘の想いが聞けて、
嬉しかったです」
こんな風に話してくれたんです。
結婚式という人生の節目で、
一番感謝を伝えたい人に
過度な緊張を与えずに
普段なかなか伝えられない
想いを伝える・・・
挙式前のファーストミートで
そういう時間を取るのは、
密かにおススメです!
これから結婚式という新婦さん。
親御様への感謝の伝え方は、
ゲストの前で手紙を読むだけじゃなく
いかようにでもその時間は作れます。

今日紹介したやり方はほんの一例。
どうぞプランナーさんや司会者に、
自分らしい感謝の伝え方について
相談してみてくださいね。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


披露宴会場でもひと際目を引く
ウェディングケーキ。
デザインも沢山あるので、
結構迷ったりするものです。
先日司会を担当した披露宴。
パンケーキが大好きな新婦さんの
希望で依頼されたケーキがこちら↓
ウェディングケーキを
パンケーキにされました!
披露宴では入刀ではなく、
新郎さんと一緒に
シロップを掛けました。
ファーストバイトは、
パンケーキを食べさせ合っていましたよ。
ゲストのデザートにも、
パンケーキがおすそ分けとして
振舞われていました。
披露宴という特別な場面でなければ、
これだけの大きさのパンケーキを
見ることもできないですよね。
見た目のインパクトのみならず、
会場も大盛り上がりでした!
好きなもので彩られる
ウェディングケーキ。
パンケーキもおススメです。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。


披露宴で新婦さんから感謝の気持ちを
伝える手紙。
必ずしも読むものではありません。

・読まないけれど渡したい
・思い出の写真と共に
感謝の気持ちを映像にして上映する
こういった方法ももちろん可能です。
そして
”得意なことで感謝を伝える”
これもその一つです。
この新婦さんは物心ついた頃から
ピアノを習い始め、
音大に進学された方でした。
今はピアノ講師として
活躍されています。
「私にとっては、
言葉で何かを伝えるより
得意なピアノで思いを伝える方が
すごく自然なんです」
感謝の伝え方を”得意なこと”で
伝えられるって、すごく素敵ですよね!
「何度もピアノを続けることを
辞めたくなったこともあったけど、
そのたびに私の気持ちを
いつも尊重してくれて、
話をちゃんと聞いてくれた両親の存在が
あったからこそ、
私はピアノを続けられたんです。
それに子供を音大に通わせるのって、
金銭的にも簡単なことではないし。
私のやりたいことをこんなにも
サポートしてくれた両親には
ひたすら感謝しかありません」
打合せの時に新婦さんが
話してくれたことが、
とっても印象的でした。
思いを込めたピアノ演奏は、
しっかりと親御様にも伝わる
素晴らしいものでしたよ。
”得意なことで感謝を伝える”
これも思いの伝え方の一つです。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。


結婚式で多くの新婦さんの読む手紙に、
毎回新鮮な気持ちで心震える瞬間を
共有させてもらっています。

だからこそ・・・
なのかもしれないのですが、
「もうちょっとこうだったら」
と純粋に思うこともたま~にあります。
準備の際にちょっとしたポイントを
意識することで、
よりよい手紙にすることができるんです。
ということで今日は、
司会者のお節介視点満載で
そのポイントをご紹介していきますね。

①エピソードの選定
親御さんや家族と過ごした時間を
振り返って、
皆さん色んな視点でのエピソードを
盛り込まれます。
そのエピソードが、
『内輪ネタ』にならないように
することって、めちゃくちゃ大切です!
もしそういったエピソードを
盛り込む場合は、
軽く状況説明をしたうえで
ご自身の感じた気持ちや想いを
プラスします。
すると、その話を初めて聞く
ゲストにとっても状況が理解できて
リアルなイメージをしてもらえます。
『内輪ネタ』が満載過ぎて、
ゲストが置いてけぼりにならないように
することは結構大事です。
②思いが溢れすぎて長くなる
新婦さんによっては、
親御さんとのエピソードが
ありすぎて困る・・・
という方もいらっしゃいます。
本来であればそれらをすべて
手紙に盛り込みたいところ。
とはいえそれが『長くなる』と
ゲストも困惑しちゃいます。
エピソードが溢れすぎて
手紙が長くなってしまった場合。
《渡す手紙》と《読む手紙》で
分けて用意することをおススメします。
《渡す手紙》は、読むのは親御さんだけなので、
どんなに長くなろうとも問題ありません。
《読む手紙》には、いくつか抜粋した
エピソードを盛り込んで、
読む時間を2~3分以内で納められるように
しておくとベストですよ~。
③綺麗に読めちゃう
これも悩ましいことなんですが、
しっかりと読む練習をたくさんすると・・・
すんなり綺麗に読めちゃいます。
読む練習自体は悪いことではないものの、
流暢になりすぎると初々しさが
感じられないものです。
ちなみに・・・
私は自分の結婚式の時は
思わず涙が出ちゃったので、
それがむしろ丁度いい感じになりました。
なので、読む練習は1回もしくは2回くらいで
十分です。
噛んだり、言葉に詰まったりしても
ま~~~ったく問題はないので
安心してくださいね!
いかがでしたか?

司会者目線で、日頃感じていることを
綴ってみました。
大切な機会に読む花嫁の手紙。
できる限りよりよい手紙にしてもらう上で、
ややマニアックな話ではありますが
これから結婚式で手紙を読む
新婦さんにお役に立てる点があれば
嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。



