司会者として、これから結婚式を迎える
新郎・新婦さんから色々な話を聞ける
打合せの時間。
もしかしたら、結婚式当日よりも
「この時間の方が好きかも!」
って思っちゃうくらい、
色んなエピソードが本当に
たくさんあるんですよね~。
今日は、ある新婦さんがさり気なく
話してくれた思い出の瞬間の話を
綴っていきますね。
この新郎・新婦さんは、
結婚相談所で出逢ったおふたり。
お付き合いがスタートした時点で、
結婚が前提。
新婦さんの住んでいるマンションの
契約更新が近づいていたこともあり、
新居で一緒に暮らすことになったんだそう。
新居も決まり、不動産屋さんで
契約書類を記入していた時のこと。
新郎さんが新婦さんとの関係性を
書く欄に、自然にサラッと
「婚約者」
と記入したんだそうです。
新郎さんにとっては、
あらためて関係性を聞かれて
「彼女」
という表現もちょっと違う気がして、
何のためらいも迷いもなく
「婚約者」と書いたんですって。
それもこれも新郎さんにとっては、
後日正式なプロポーズをすることも
しっかり決めていて、
「この人と結婚をする」
というふたりの未来をハッキリと
描けていたからなんですよね。
新婦さんはそれが妙に嬉しくて、
ものすごく印象に残っていると
話してくれたんです。
新婦さんいわく・・・
『「婚約者」って言われる時期は、
入籍前までの結構短い間なので
それもまた新鮮だったんです。
それと同時に、
「婚約者」と書いていた彼の様子を見て、
プロポーズを受ける前だったけど
「私、この人と結婚するんだ・・・」
って実感がじわじわ湧いてきて、
胸が熱くなったのをハッキリ覚えてます』
こんな風にその時に感じた気持ちを
話してくれたんです。
なんかね、こういう話って
聴いている私もその時の情景が
ありありと想像できて、
すっごい幸せな気持ちになるんですよね~。
ワタクシ・・・
こういう話を伺うとしみじみ思うんです。
幸せを感じる瞬間は、
特別なたいそうなことではなくって、
何気ない瞬間に感じるものなんだ・・・
ということ。
こういう思い出こそが、
「この先のおふたりの人生を
支えていく出来事なんだろうなぁ・・・」
と実感しちゃいました。
それぞれの新郎・新婦さんにとっての
思い出の時間は十人十色。
これからもそんな様々な新郎・新婦さんの
思い出の時間のエピソードを
聴くことができる幸せをかみしめております!
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。