ワタクシ・・・
ここ最近多くの新郎・新婦さんと
楽しく披露宴の打ち合わせを進めています。
あくまでも結婚式をする
《新郎・新婦さん》
という属性は同じですが、
本当に色々な生い立ちや価値観、
さらには多種多様な職業など
普段は垣間見えない話を
聞かせてもらうことで
日々勉強しています。
中でも医師や弁護士といった、
まずもって私の日常生活で
そんなに関わることのない
仕事についている方の
職業観や仕事の話は
興味深いモノばかりです。
先日打合せをした新郎さんは医師。
第三者からの素朴な質問として、
「仕事のやりがいはどんな時に感じますか?」
とさら~っと聞いてみました。
するとしばらく固まって、
『仕事のやりがい。
う~ん考えたことなかったなぁ・・・』
との返答が。
ちょっとまずい質問をしちゃったかなと思い、
違うことを伺おうとした矢先こんなことを
話してくれました。
『日々の仕事に追われすぎているんですかね?
久々に「やりがい」という言葉を聞いて、
初心を思い返すきっかけになりました。
強いて言えば・・・
患者さんが退院していく時に
ちょっとは役に立てたかな?と感じるので、
それがやりがいと言えばやりがいですかね』
自分で質問しておきながらなんですが、
長いこと同じ仕事に就いていると
意外と「やりがい」について日々考える機会って
ないのかもしれませんよね。
傍から見れば、人の病気を治すなんて仕事
「すごい!」としか言いようがないのです。
でも携わっているご本人からすると、
自然と自分の使命を全うされているからこそ
きっと特別なことには感じないのかも・・・
そんなことを思っていました。
打合せを結ぶ時、新郎さんから
『普段聞かれないことを聞いてもらって、
明日からちょっと新鮮な気持ちで
仕事ができそうです』
という言葉が聞けて安心しちゃいました。
ちなみに私は、
自分のしているウェディング司会者の
やりがいを問われたならば・・・
『新郎・新婦さんの人生の大切な節目に
立ち会えること』
と迷いなく答えられることを再発見しました。
あなたにとって、
『仕事のやりがいは何ですか?』
時にこういう問いかけをしてみると、
新しい発見があるかもしれませんよ~。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。