司会を担当する新郎・新婦さんとの打合せ。
特に生い立ちの話を聞くのが
とんでもなく大好きなんです、私。
特に子供の頃の様子。
ご自身ではっきりとどんな子供だったのかを
話せる人もいれば、
全然記憶がなくて親御さんから聞いた話を
教えてくれる人など、本当に様々です。
「とにかく外で遊んでいた記憶しかないです」
「母とひとときも離れたくなくて、
幼稚園に行く前は毎日ギャン泣きしてました」
「絵をかくのが好きで、画用紙とクレヨンさえ
与えておけばご機嫌な子供でした」
「なんでも姉の真似ばかりしていて、
一緒に遊ぶのも姉の友達でした」
これらはほんの一例です。
今の醸し出している雰囲気から
想像もできないような人もいれば、
なんとな~くそんな子供だったのかな?
と思える人もいたりして、
生い立ちって本当に興味深いんですよ~。
ちなみに・・・あなたはどんな子供でしたか?
私は、とにかく引っ込み思案で、
家に誰か来ると物陰に隠れるような
そんな子供でした。
母にとっては、
そんな子供時代を過ごしていた私が
人前で話す仕事についていることは
驚き以外の何物でもないらしいです。
でもね、ふと思うことがあるんです。
”仕事”だと、どんなに大勢の人の前でも
全然平気なんです。
ひとたびプライベートとなると・・・
大勢の人の中でどうしたらいいか
わからなくなるんです。
中学・高校時代は、
「目立つの大好き!」
と自負していたのですが、
それもどこかで引っ込み思案な自分を
克服しようとして無理をしていたんだと
大人になって気付いたほどです。
自分の思い描く理想の自分と、
自分の本質にズレがあるということに
目を背けていた頃は、
結構きつかったんです。
あ~話が脱線しまくりましたね。
ある新郎さんが打合せの時に、
こんなことを話してくれました。
「子供の頃の様子を大人になって
客観的に話してみて、
自分のルーツを再確認しました!」
私はもっぱら生い立ちや子供の頃の様子を
新郎・新婦さんに聞く立場ですが、
時折こうして自分の事を振り返ってみると
色々発見があるものです。
まさに結婚式は、過去の自分、
それこそ普段なかなか思い出す機会が少ない
子供の頃の様子を振り返って、
自分を知る絶好の機会ですよ!
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。