先日友人から、心があったかくなる
素敵な話を聞きました。
友人のお父様は昨年末に亡くなりました。
お母様と一緒にお父様の遺品整理を
していると、
友人が初めて目にするアルバムが
出てきたんだそう。
そのアルバムには、
20年前の友人の結婚式の時の
写真がおさめられていました。
アルバムの一番ラストのページに、
お父様直筆のメッセージ。
「○○ちゃん 本当におめでとう。
たくさんの人にお祝いしてもらえて
よかったね。
お父さんは嬉しいけど、
ちょっぴり寂しいです。」
このメッセージを見た瞬間、
涙が溢れて止まらなかったと
教えてくれました。
というのも、
友人のお父様は結婚式について
ほとんどと言っていいほど、
何も感想を話すことがなかったから・・・。
「短いメッセージだったけど、
あの時こんなことを想っていたんだと
知ることができて、
すごい嬉しかったの」
そう話してくれました。
お母様もアルバムの存在や、
ましてやメッセージまで
残していたことを初めて知って、
【娘を嫁がせる父の想い】
というものに触れることができたそう。
あらためて、結婚式の力って
すごいなぁ~って思ったんです。
きっとそういう節目の時間があったから、
本当のお父様の気持ちに触れることが
出来たのかもしれません。
私が関わっている新郎・新婦さんも、
そのご家族も色んな想いを
交錯させているのかと思うと、
またより一層結婚式に関わることが
愛おしく思えてきました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。