先日司会を担当した披露宴。
新郎側、新婦側共に
友人スピーチがありました。
そこでこの新郎・新婦さんたっての希望で、
スピーチをしてもらう友人の紹介を
新郎・新婦さん自らがされたんです。
もちろんスピーチ前には、
司会者から紹介をするケースが多いので、
この申し出に対してかえって
ゲストから注目してもらえて
いいんじゃないかなぁ・・・と、
率直に思ったんです。
こういった申し出も、
新郎・新婦さんが友人の披露宴に
列席して感じたことがはじまりでした。
友人スピーチは、
披露宴の途中で入れることが多いんです。
必然的に食事の合間でもあり、
ある程度アルコールが入ると
大きな声で饒舌になる方がいるのも事実。
せっかく話してもらうなら、
食事の合間であっても
注目して話に耳を傾けてもらいたい。
それがこの新郎・新婦さんご自身の
願いでした。
迎えた披露宴当日。
ざわざわしていた会場内に、
新郎さんのこんな一言が響きました。
『皆さん、料理はいかがですか?
美味しく召し上がっていただけていますか?
ここで私たちのことをある意味
一番よく知っている、
学生時代からの友人にスピーチを
してもらいたいと思います。
まず僕の友人○○さんです。
中学・高校、そして大学さらには、
入社した会社でも同期と、
とんでもなく縁の繋がりの強い友人です。
今では家族ぐるみの付き合いもできていて、
すごく頼りになる存在です。
どうぞよろしくお願いします』
ざわざわしていた会場が、
あっという間に新郎さんの話に
吸い寄せられたのは、
言うまでもありません。
新婦さんもこんな感じで、
友人とのエピソードや間柄と共に
スピーチ前に友人の紹介をしてくれました。
もちろん、司会者にスピーチをする
友人の紹介をお任せいただいても
まったく問題はないので、
その点はご安心を。
この紹介方法だと、
スピーチをする方も心なしか
リラックスした状態で話し始める
ことができていましたよ~。
ということで今日は、
披露宴での友人スピーチ前に
ゲストの注目を集める紹介方法の
実例をご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。