ウェディング司会者として、
司会を担当する新郎・新婦さんとの打合せ。
大体1時間30分予定してもらっています。
でね、私この打合せ時間が結婚式当日よりも
めちゃくちゃ重要だと思っているんです。
披露宴の進行を確認しながら、
スピーチや、中座のエスコート、
余興をしてもらうゲストの話を聞いたり。
どんな披露宴にしたいのか、
どういうことをこだわりたいのか、
結婚式をする想いとか。
さらにはプロフィール紹介を
任してもらえる場合には、
新郎・新婦さんのパーソナルなこと
(生い立ち・なれそめなどなど)を
あれこれインタビューしたり。
ひたすら新郎・新婦さんに寄り添いながら、
話してくれることを聞いていきます。
可能であれば、2時間くらい時間を
もらいたいところではあるんですが、
司会者との打合せの後には
他の打合せも続いていたりして
なかなか多くの時間が取れないのが
実情だったりします。
前置きめちゃくちゃ長くなりましたが、
先日打合せをした新婦さんが
打合せ後にこんな言葉をかけてくれたんです。
『打合せで、
塩沼さんが私たちの結婚式を
いいものにしたい!って思ってくださる
気持ちが伝わってきて嬉しかったです!』
私、その言葉に思わず涙ぐんじゃいました。
そうなんです。
私が打合せを何より大切にしている
一番のベース。
それこそが、
『おふたりの結婚式をいいものにしたい!』
からなんです。
ご参考までに
ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、
挙式と披露宴の費用総額の平均は・・・
327.1万円!
もちろんこれ以上の金額をかける
新郎・新婦さんも大勢いらっしゃいます。
たった1日のために、
これだけの金額を投じてくれているんです。
私、毎年この費用総額の平均を
頭の中にインプットしていて、
うっかり適当に仕事をしそうになった時には
ぜ~~~~ったいに思い出すようにしています。
お金だけでなく想いもたくさん詰め込んで、
大切な人たちを一堂に会する結婚式。
だからこそ新郎・新婦さんには、
嫌な思いや悲しい思いをしてほしくないと
しみじみ思うんです。
ということで今日は、
ある新婦さんから掛けられた言葉が
嬉しすぎて、私がウェディング司会者として
【一番大切にしている時間】
を綴ってみました。
これから結婚式という新郎・新婦さん。
私みたいに暑苦しい司会者ばかりでは
ないとは思いますが、
結婚式自体を共に作り上げていく
プランナーさんや、
披露宴の舵取りを担う司会者には
想いを余すことなく伝えてください!
ホント、打合せは
めちゃくちゃ大事です。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。