結婚式が好きすぎて、
さらにはそんな結婚式で
たくさんのスピーチを聞いてきた私。
いつの間にか、
並々ならぬスピーチへの
熱い想いを持つようになり、
しまいには結婚式に特化した
スピーチレッスンを始めちゃった私。
スピーチって、本当に披露宴の印象を
大きく左右する結構重要な要素なんですよ~。
かつての日本の結婚式には、
仲人(なこうど)
※最近知らない人もいるワードなので、
念のため読み仮名をふってみました。
という存在の方がいました。
仲人は、
婚約から結婚まで取り仕切ったり、
両家の間を取り持つ・・・
そんな役目を担っていました。
披露宴ではその仲人が、
新郎・新婦さんのプロフィールや
なれそめを、ゲストへの感謝の言葉と
ともに話すというのが一般的でした。
ところが・・・今は仲人を立てる
という新郎・新婦さんはごくごく
少数となりました。
(かれこれ1,000件以上ウェディング司会を
している私でも、仲人ありの結婚式は
数件しかないんですよ~)
そこで、披露宴で仲人の代わりに
最初のあいさつをする人が必要に
なりました。
そのあいさつをホストである
新郎さんが担うケースが増え、
《ウェルカムスピーチ》と
名を変えて現在に至ります。
中には新郎さんだけではなく、
新婦さんも一言添えての
ウェルカムスピーチを
ホストの二人で!
というケースもあります。
ズバリ!
短い言葉で感謝を伝える
というのが一番大切な役割です。
いつもとは違ういでたちで、
緊張感に包まれている新郎・新婦さん。
しかも披露宴の冒頭は、
会場も静寂に包まれています。
そこで新郎・新婦さんからの声が
聞けると・・・会場の雰囲気も
すごくすごく和むんです!
まさに披露宴の印象を左右する
とても大切なスピーチが、
ウェルカムスピーチと言えます。
とはいえ・・・
短いスピーチゆえに、
・噛んでしまったり
・考えた文章が飛んじゃったり
予期せぬミスも起こりがちです。
でも、かえってそんなミスが
会場の張りつめた緊張感を
和らげてくれるんです。
だからこそ、ウェルカムスピーチをする
新郎さんにはあまり気負わず、
ゲストへの感謝やおもてなしの想いを
伝えてほしいなぁ・・・と
思っています。
私は個人的に、
緊張しながらも想いをしっかり届ける
ウェルカムスピーチをしている新郎さんを
見ていると、すごく微笑ましくなります。
ということで今日は、
ウェルカムスピーチの意味や
役割についてご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。