披露宴開宴前。
司会者は、主賓挨拶・乾杯発声をする方の
お席に伺って
・会社名
・肩書
・名前の読み方
といったことを必ず確認するんです。
↑これらはぜ~~~~ったいに
間違えてはいけないことゆえに、
事前に新郎・新婦さんに伺っていても
必ずご本人に確認します。
これを疎かにして、
大勢のゲストの前で紹介を間違ったら
それこそ大惨事、事故になります!
私はこの確認の後に、
主賓の方であれば
・スピーチは会場を代表してお一人なのか
・他にも話す人がいるのか
・どのタイミングで話してもらうのか
といった情報も合わせてお伝えしています。
例えば、主賓として列席しているゲストを
代表して話してもらう立場の方に↑のような
情報を伝えると・・・
「えっ、スピーチするのは私だけなんですか?」
とか
「一番最初に話すなんて聞いてなかったです」
みたいなことを、結構な確率で言われます。
よくよく聞くと、
「挨拶お願いします」とか、
「サラっと乾杯の発声をしてくれればいいです」
のように、特に詳細を伝えずに軽いノリで
お願いしている新郎・新婦さんが多いんですよね。
・職場の上司、役職者、代表
・学生時代の恩師
・公私ともにお世話になっている方
こういった「主賓」は、
会場に列席しているゲストの「代表」
にあたる一番立てるべき大切な方です。
だからこそ、披露宴の際にご自身が
どんな場面で話すのかを明確に
伝えてあげてほしいんです。
司会者目線で、
主賓・乾杯の発声をする方へ
伝えてあげてほしいことはこちら↓
※主賓挨拶の方
①披露宴のどのあたりでご挨拶してもらうのか
(トップバッターなのか否かは意外と気にされます)
②新郎側・新婦側でそれぞれ挨拶する方はいるのか
(会場代表という立場であれば、新郎・新婦さんについて
バランスよく触れる内容の準備も必要になります)
※乾杯の発声をお願いする方
①発声前にお祝いの言葉(挨拶)をもらいたいのか
②(挨拶してもらいたい場合)
その挨拶は短めでいいのか
さらに欲を言うと・・・、
主賓や乾杯の発声をお願いする方と
可能であれば食事の場などを事前に設けて、
新郎・新婦さんのことを知っていただく
時間を作ることもおススメですよ。
どんなに人前で話すのが慣れている方でも、
披露宴でのスピーチはちょっと別物
と感じる方も多くいます。
だからこそ、可能な限りどんな状況で
話してもらうのかの事前情報を
丁寧に伝えてあげることはすごく大切です。
親しい間柄の方であっても、
いや、親しい間柄だからこそ、
大切なことはしっかりと
伝えておきたいですよね。
これから披露宴を迎える新郎・新婦さんに、
何か拾える点があれば嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。