ビジネスの場でも、
結婚式などのフォーマルな場でも、
大勢の前で話す「スピーチ」で、
飽きずに話を聞いてもらえる大切な
ポイントがあるんです。
それが・・・
感情を盛り込んだスピーチ。
先日司会を担当した披露宴で、
それを見事に体現されていた方がいたので
今日はその話を綴っていきますね。
それは、新郎さんの勤務先の
副社長さんのスピーチでした。
冒頭こんな話から始められました。
冒頭から、結婚式のスピーチでよく聞く
ありきたりの言葉の羅列ではない
【問いかけ】から始まったこのスピーチ。
スピーチを依頼されてから考えていたことを、
聞き手にまず問いかけられていました。
その問いかけは、
ご自身に対してもしていた問いかけでもあり、
その答えを挙式に参列してみて感じたことを
感情豊かに話されていたんです。
言わずもがな、この方のスピーチに
会場中が引き込まれていたのは
言うまでもありません。
そして何より私が好感を持ったのは、
スラスラとよどみなく話すわけではないのに
何だかやけに伝わってくる話し方なんです。
勝手にこっそりこの方の
スピーチ分析をしちゃいました。
感情を盛り込んだスピーチの
肝になっていたのは・・・
・話の抑揚
・間の取り方
・声のトーン
でした。
これらが本当に自然な感じだったんです。
だからこそ飽きずに聞き手もこの方の
スピーチにじっくり耳を傾けることが
出来たのかもしれません。
感情を盛り込んだ想いのこもったスピーチは、
結びまで飽きることなく引き込まれました。
自分自身がその場で感じたことを、
五感で体感したこと、
こういうことを言葉にできると
「どんな場でも
スピーチが楽しくなるだろうなぁ・・・」
と客観的にとても勉強になりました。
ということで今日は、
感情を盛り込んだスピーチをされた方の
実例をご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。