相手の名前を呼ぶさり気ない行為 | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

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ウェディング司会経験数1000組以上。
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

ウェディング司会者として、

初対面の新郎・新婦さんと打合せをする際に、

私が大切にしていることがあるんです。

 

 

今日はその話を綴っていきますね。

 
 

私がウェディング司会者の仕事を始めた頃、

新郎・新婦さんのことを

『ご新郎様・ご新婦様』

と、呼んでいたんです。

 

 

もちろん呼び方としては失礼はないし、

なんなら名前の呼び間違いもないので

これはこれでよいのですが、

会話をしていても何だかしっくりこず・・・。

 

 

そんなちょっとした違和感を感じていた時、

ある新郎さんの言動で、初対面の方の

名前に対する考えが変わったんです。

 

 

打合せに入る前には、

司会者として担当することを伝えたうえで

新郎・新婦さんに名刺を渡します。

 

 

ほとんどの方は、名刺を受け取って

そのまま会話に入っていくと思うんです。

 

 

ところがその新郎さんは、

名刺を受け取った後、

こんなことを言ってくれました。

 

 

『塩沼さんとお読みするんですね。

 うわぁ・・・珍しい苗字ですね。

 僕、初塩沼さんです!

 よろしくお願いします』

 

 

私の苗字の読み方を

さり気なく確認しつつ、

名前を呼んでくれたんです。

※ありそうでないことだったので、

ちょっと驚いた記憶があります。

 

 

そして打合せの際も、 

『ご新郎様・ご新婦様』

と呼ぶ私に対し、

新郎さん・そして新婦さんまでも

『塩沼さんはどう思いますか?』

と、会話の中でさり気なく私の名前を

呼んでくれるんです。

 

 

打合せが無事に済んだ後、思わず

『私の名前を、

会話の中で何度も呼んでくださって、

すごく嬉しかったです!』

と素直に感じたことを伝えました。

 

 

すると、

新郎さんがこう話してくれたんです。

 

 

『仕事柄名刺交換をして、

(新郎さんは営業の仕事をされています)

まずそこでコミュニケーションを

取ることを心掛けているんですよ。

 

僕の上司から、

「人が言われて一番嬉しい言葉は

自分の名前」

だと教えてもらったんです。

 

僕自身もそれは嬉しいと共感したので、

名前を呼ぶことは相手を大切に思う証

と思うようになったんですよ』

 

 

この新郎さんの話を聞いて以来、

私自身も司会者として初対面の

新郎・新婦さんと打合せをする際には

お二人を名前で呼ぶように変えました!

 

 

初対面のお二人から、

披露宴の進行だけでなく、

プロフィールやなれそめ等

だいぶ踏み込んだ話を聞きます。

 

 

会話の中でお二人を名前で呼ぶことで、

その場の雰囲気もほぐれて

自然に色々な話をしてくれるように

感じるのです。

 

 

人は自分に興味を持ってくれる人に対して、

素直に心を開いてくれる。

 

 

そのきっかけとなる

【相手の名前を呼ぶ】

というさり気ない行為が、

初対面の距離をちょっとだけ

縮めてくれるのかもしれませんね。

 

 

初対面の相手との会話に苦手意識が

あるあなたに、少しでも拾える点があれば

嬉しいです!

 

 

本日も結びまでお読みいただいて

ありがとうございます。

 

 

 

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