先日司会の打合せをした
新郎・新婦さん。
コロナ禍で結婚式をするにあたって、
おふたりで話し合いをたくさん
されたそうなんです。
その話し合ったことの一部を
私にも教えてくださったんですが、
聞いていて感じたことがあるんです。
それが今日のタイトル、
【捉え方で起こっていることの
見方が変わる】
ということ。
このおふたり。
「結婚式ができるのが、
むしろコロナ禍でよかった！」
と言い切っていました。
それはなぜか。
いざ結婚式をやろうとなった
タイミングで、
招待する人をリストアップ
していた時のこと。
職場の方、学生時代の友人、親族。
この人は招待して、
この人は招待しない。
その線引きを考えていたら、
あちらを立てればこちらが立たずで
結果すごい人数になってしまったそう。
そこで、考え方をガラリと変えて、
「この先もずっと関わりたい人」
という視点で招待するゲストを
リストアップしたところ・・・
当初予定していた半分以下の
ゲストになったんだそうです。
結果両家合わせて30人弱の
ゲストを招いての結婚式をする、
ということになりました。
その経緯を話してくれた際、
新郎さんがこんなことを
言っていました。
『世間的には、
「こんな時期に結婚式をするのは、
大変だねぇ」って
きっと思われていると思うんです。
でも、僕たちはコロナ禍で
結婚式ができることになって、
むしろ良かったと思っているんです。
結果的に自分たちにとって、
本当にこれからも関係を続けたい
大切な人をあらためて再認識できたし、
本当に社交辞令とかいらない人達しか
招待していないんです。
結婚式だけじゃなくて
なんでもそうですが、
起こっている事実を
自分がどう捉えるかで、
感じ方も見方も全然変わるんですよね。
逆にコロナ禍じゃなかったら、
シンプルに結婚式に招待したい人も
決められなかったと思うので、
僕たちにとってコロナは
悪いことばっかりじゃないと
気付かせてもらえたんですよ』
色んなことを話してくれたんですが、
↑の話が特に印象的でした。
置かれている状況に振り回されず、
むしろそれを好意的に受け取って柔軟に
考えた方・捉え方・見方を変えるということ。
悪い方に考えたり、
不安を感じることが
比較的容易にできてしまう
昨今だからこそ、
自分たちでその受け止め方は
いかようにでも変えられる！
という姿勢が、
本当に素敵だなぁ・・・
と、感心したおふたりでした。
コロナ禍での結婚式。
たくさんの人を招待して
結婚式ができない
ではなく、
本当に大切な人だけを
大手を振って招待できる
こんな考え方をおふたりで話し合って
すり合わせできたことにこそ、
結婚式をする価値がますますもって
大きな意味になる！そんなことを
感じさせてくれた新郎・新婦さんでした。
こういう考え方、ワタシ大好きです！！！
私自身も、一見不運？に思えることが
自分の身に起こったときでも、
都合のいい解釈でいい意味に変換して
起こった事実を捉えることを
結構無意識にしているんです。
そんな観点から見ても、
この新郎・新婦さんには
勝手にシンパシーを感じちゃいました。
すごく優しい雰囲気に包まれた
結婚式になることが今から想像できて、
当日がますます楽しみです。
ということで今日は、
【捉え方で起こっていることの
見方が変わる】
そんな話を綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。
