結婚式での花嫁の手紙。
何度となくこのブログでも
綴っておりますが、
私、本当にこの花嫁の手紙が
だ~~~~い好きなんです!!!
これまでも無駄に熱く(笑)
花嫁の手紙についてのあれこれを
紹介してきました。
ちょうど先日、
司会者として打合せをした際に
新婦さんから手紙について
ある質問をされました。
ということで今日は、
【花嫁の手紙・
感動させなきゃいけないもの?】
と題して、いただいた質問と共に
私が伝えたことを綴っていきますね。
いただいた質問は、こちら↓。
「これだけは伝えたいっていう、
特別なエピソードがないんです。
手紙って感動させなきゃいけないもの
なんですかね?」
花嫁の手紙が披露宴での定番に
なっているがゆえに、
意外とこういう気持ちを持っている
新婦さんって多いと思うんです。
う~ん、その気持ちよくわかります。
私は、この質問をくれた新婦さんへ、
こんなことを伝えました。
「特別なエピソードは必要ないですよ。
エピソードが浮かばなかったら、
育ててもらった感謝の気持ちと、
これからどんな夫婦になりたいと
思っているのか、
これを伝えるだけでも十分です!
そして『感動させなきゃ』なんて
気負わなくっても大丈夫ですからね」
これを伝えただけで、
だいぶ気持ちが楽になった
この新婦さん。
そしてこの後、新郎・新婦さんの
プロフィール紹介をするにあたって、
書き記してくれたプロフィールシートを
元にあれこれと私が質問をしながら
それに答えてもらっていたんです。
どうやらその時間が、
新婦さんにとっては
幼い頃にあった出来事や
その時に親御様がどんな想いで
見守ってくれていたのかを
思い起こすきっかけに
なったみたいでした。
打合せが済んだときには、
「色々質問に答えているうちに、
手紙に書いてみたいことが
出てきました!
ありがとうございます」
と笑顔でこたえてくれたのが
すご~く印象的でした。
何か気負ってしまっていた花嫁の手紙。
それが、何気ない会話・やり取りの中で、
ふと気持ちが軽くなったようで
私も安心しました。
親子関係はとてもパーソナルなもの。
それゆえに、何を思い感じているかも
人それぞれです。
花嫁の手紙には正解なんてないし、
聴き手を感動させる必要なんて
ま~ったくないんですよね。
新婦さん自身でなければわからない、
他の人には伝えられない感謝の気持ち。
それを言葉にするだけで、
自然に新婦さんの人柄も垣間見えて
ゲストに伝わる・・・。
もしからしたら、それが
「いい手紙」というものかも
しれませんね。
(書きながら自分で気付きました(笑))
結婚式で手紙を読む新婦さん。
どうぞ「感動させなきゃ」
な~んて気負わなくてもOKです!
そして、エピソードに悩んだら
・育ててもらった感謝の気持ち
・これからどんな夫婦になりたいと
思っているのか
こんなことを盛り込むだけでも、
十分気持ちのこもった手紙が
用意できますよ~。
必要な方に何か拾える点があれば
嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。