スピーチレッスンをするようになって、
私自身の視点が大きく変化したことが
あるんですよ~。
それが今日のタイトル、
【いいところを探して
伝えるのが得意です!】
という点。
今日はそんな話を綴っていきますね。
私、自分がスピーチレッスンを
するうえでとにかく大切に
していることがあるんです。
それは・・・
『受講者さまのすでに持っている
いいところに気付いてもらうこと』
特に、スピーチ・話し方ってなると、
私たち日本人はじっくり誰かに
「教えを乞う」なんてこと、
ほとんどの方は経験していないですよね。
だからこそ、
レッスンを受講してくださる方は、
自分の欠点であったあり、
不足していることを補おうと
されます。
貴重な時間とお金を費やすのだから、
当たり前といえば
当たり前なんですが・・・。
でもね、これは私の勝手ながらの
持論なんですが、
私たち日本人は「謙遜の文化」で
日々生活をしているので、
自分に対する評価がめちゃくちゃ
辛口の方・低い方が
本当に多いんですよ~。
だからこそ私は、
すでにそれぞれの方が持っている
いいところ・素晴らしいところに
気付いてもらって、そこをしっかりと
伸ばしてもらうようなアプローチで
レッスンをしています。
こういう視点を持つようになると、
結構普段の物の見方も
変化するようになってきたんですよ。
いつも司会を担当している
会場での一コマ。
事務所で、
経理・事務作業をしている
スタッフさんがいるんです。
私ね・・・
いつもこの方の電話応対や、
スタッフとのコミュニケーションを
とる様子を見ていて、
「丁寧でわかりやすい話し方が
できる方だなぁ・・・」
って思っていたんです。
ちょうどその方と仕事の話をした時に、
私が日頃から感じていることを
伝えてみたんです。
そしたら、こんなことを
話してくれたんですよ~。
「私、どんなに忙しくても、
お客様であろうとスタッフであろうと、
丁寧にわかりやすく対応しようって
心掛けていて。
それをこんな風に言ってもらえる
なんてことないから驚きました。
できることをしっかりやっていたら、
塩沼さんみたいに見ていてくれる方
いるんですね。ありがとうございます!」
何気ないやり取りだったけど、
私が素直に感じたその方の
いいところ・素敵なところを
きちんと言葉にして伝えたことで、
むしろ私の方が幸せな気持ちに
なっちゃいました。
意外と自分のしていることって、
当たり前になっているがゆえに
客観的にどう見られているかなんて
あんまり気にしなかったり
するものですよね~。
特に労せずにしていること、
できてしまうことほど、
その傾向があるかもしれません。
自分で
「ここはまだまだ足りていない」
と自覚して努力することも
すご~く大切だけど、
それ以上に今ある自分の能力に
気付くこともそれ以上に大切だと
あらためて痛感しちゃいました。
どんなことでも表裏一体。
私はやっぱり自分自身を含め、
いいところを見つけて
その部分を拡大解釈できる方が、
とっても生きやすくって
精神衛生上もいい気がするんですよね。
スピーチレッスンだけじゃなく、
司会者として関わる新郎・新婦さん、
家族・友人・仕事で関わる方。
私を取り巻く色々な方の
「いいところ・素敵なところ」
をどんどん見つけて、
それをしっかり言葉にして
伝えられるような自分でありたい
と、しみじみ思っちゃいました。
ということで今日は、
私の得意なことについて
思うことを綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。