常々このブログでもスピーチのあれこれを綴り、
そして好きが高じてスピーチレッスンまで
始めてしまった私。
そんななかば
「結婚式でのスピーチフェチ」な私が、
胸を打たれるフレーズがあったんです!
それが今日のタイトル
【この時間がずっと続けばいいのに・・・ 】
これは以前司会を担当した披露宴で、
結びの謝辞の中で新郎さんが話した
一節なんです!
結婚式でたくさんのスピーチを聴いてきた
思いっきり司会者目線の主観なんですが、
「スピーチには自分の想いを必ず盛り込む」
が本当に大事だと思っているんですよ。
まさにこの新郎さんは、
ご自身の想いをしっかりスピーチに
盛り込んでいたんです。
ざっくりと内容はこんな感じです↓。
職場の先輩・同僚、
学生時代の友人、
趣味の仲間、
家族・従兄妹をはじめとした親族、
新郎さんにとって日頃から関係性を
とっても大切にしている方々が
一堂に会した結婚式ができたことへの感謝。
お酒が大好きで、
コロナ以前は↑の方々と
よく飲みに行ったり
遊びに行ったりと、
親交を深めてきたものの、
このご時世なかなかそうもいかず・・・。
だからこそ、大切な方と過ごす
披露宴のこの時間が
心から嬉しくて、
心から楽しかったそうです。
そこで感じた想いこそが、
【この時間がずっと続けばいいのに・・・】
という言葉で集約されていました。
これまでのように・・・
自由に会いたい人に会って、
行きたいタイミングで
行きたいところへ行き、
食事を楽しんで、
思いっきり大声で話しながら
お酒を楽しむ。
こういうことが当たり前にできていたら、
「ここまで人と会うことにありがたみを
感じることができただろうか?」と、
披露宴中、自問自答したそうです。
そして、披露宴でのかけがえのない
この時間が持てたからこそ、
それはこれからの二人の人生にとって
何にも代えがたい宝物になったと、
謝辞を締めくくっていました。
※大好きなプロレスと大好きなお酒で、
自分らしいおもてなしをしたいと、
タイガーマスクとしてビールサーバーを背負って
楽しそうに登場してましたよ~
ありきたりな言い回しではなく、
ご自身が結婚式という場に身を置いて
感じたこと、心に留まったことを
言葉にして届ける。
私が勝手に思い描いている、
「聴いている人の心にずっと残るスピーチ」
のお手本を目の当たりにしたようでした。
心からの言葉に、
心からの想いが乗った瞬間に
立ち会わせてもらえて、
私自身も幸せな気持ちになった
新郎さんの謝辞でしたよ~。
ということで今日は、
新郎さんの謝辞での印象的なフレーズを
ご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。