父から託される想い | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

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ウェディング司会経験数1000組以上。
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

以前、当ブログにて

バージンロードのあれこれを

ご紹介しました。

右意味を知ると愛おしくなるバージンロード

 

 

結婚式をお手伝いする身として、

一番グッとくる瞬間。

 

 

それはなんといっても、

お父様のエスコートで

新婦さんがバージンロードを

進む様子を見ている時なんですよね~。

 

 

ということで今日は、

【父から託される想い】と題して、

エスコートチェンジを間近で見ている私が

感じたこと綴っていきますね。

 

 

チャペルの扉が開いた瞬間は

「誕生」を意味し、

新婦さんのこれまでの人生の道のりを

表していると言われているバージンロード。

 

image

 

親御様に支えられて歩んできた人生を

お父様の手から新郎さんへと

エスコートチェンジがなされて、

新たな人生に引き継がれます。

 

 

私が司会をしている会場では、

キリスト教式の進行役として

チャペル内でのアナウンスを

任せてもらってるんです。

 

 

あくまでも新郎・新婦さんに

意向を確認して・・・

ということにはなるんですが、

お父様から新郎さんへの

エスコートチェンジの際、

牧師さんからこんな一言を

入れることを提案しています。

 

 

牧師:

『お父様にお訊ねします。

 これまで大切に守り育ててこられた

 最愛のお嬢様を

 目の前の男性に託されますか?』

 

父:

『はい、お願いします』

 

 

↑これ、新郎・新婦さんに提案しても、

結構な確率で

『恥ずかしいんで、いいです』

と苦笑いされて断られるんですが、

たま~に、

『なんかいいですね!

 ぜひ入れてください!』

って言われることもありまして・・・。

 

 

先日お手伝いをしたキリスト教式で

新郎新婦さんの希望を叶えるべく、

エスコートチェンジの際に

お父様に↑のメッセージを

牧師さんから訊ねました。

 

 

 

 

すると・・・

とびっきりの笑顔で、

『はい、お願いします』

と答えてくれたお父様。

 

 

新郎さんへエスコートチェンジをした後、

バージンロード上で新婦さんを見守りながら、

お父様の頬に涙が伝っていることを

私は見逃しませんでした。

 

 

新郎さんのエスコートでチャペル最前列に

進む新婦さんの姿を見守るこのお父様の表情。

 

 

晴れやかな本当にいい表情でしたよ~。

 

 

それを見ているだけでもウルっとくるのに、

さらにお父様の頬に涙が伝う様子は、

本気で号泣しそうでこらえるのが

なかなか大変でした(笑)

 

 

通常のキリスト教式では、

こういう確認のやり取りをすることは

ほとんどありません。

 

 

でも・・・

エスコートチェンジをする際には、

きっとお父様はこんな想いで

新郎さんへ新婦さんを

託しているんですよね。

 

 

それを言葉にして託すことで、

「何にも代えがたい決意の瞬間になるんだ!」

と、新婦さんの人生を表すバージンロード上で

おこなわれるこのエスコートチェンジの

醍醐味を感じまくってしまいました。

 

 

お父様が組んでいた新婦さんの腕を取り、

色んな思いをかみしめながら

新郎さんへエスコートチェンジする瞬間。

 

 

それは、父から託されている想いが詰まっていて、

「結婚式っていいなぁ・・・」と

しみじみと思うグッとくる瞬間です。

 

 

こういう瞬間に立ち会わせてもらえる司会者は、

本当に幸せな仕事なんですよね~。

 

 

本日も結びまでお読みいただいて

ありがとうございます。

 

 

 

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