お嫁に行かない結婚式 | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

ウェディング司会経験数1000組以上。
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

日本では、女性が男性の方に

お嫁に行くという形が

多いですよね。

 

 

最近私が司会を担当する

ことになったお二人。

 

 

男性をお婿さんとして、

女性側に迎え入れるという

「婿入り」をされます。

 

 

今日は女性が、

「お嫁に行かない結婚式」

のお話をご紹介しますね。

 

 

男性が「婿入り」するという

結婚式は少数ではありますが、

関わらせてもらったことの

ある私。

 

 

「婿入り」と「嫁入り」

の結婚式は、少し異なる点が

あります。

 

 

例えば・・・

・会場の看板は新婦側が上

・親族紹介は新婦側から

・高砂は、正面を向いて新婦が左

 新郎が右

・配席も新婦側が左、新郎側が右

・司会が両家名を言う時は

 新婦側が必ず先

・主賓挨拶は新婦側から

・謝辞は新婦父

などなどです。

 

 

今回担当させていただく

新郎・新婦さんは、

新郎さんが「婿養子」として、

新婦さんの親御さんと

養子縁組をした上で、

新婦さんと結婚をされます。

 

 

そのためか、結構厳密に

上記の内容を結婚式に

取り入れることになりました。

 

※あくまでもこれは

私の担当する司会で

依頼を受けた一例です。

 

「婿入り」の結婚式すべてが、

このように徹底しなくては

ならないということでは

ありません。

 

 

とはいえ、一番新婦さんが

「どうしよう?」と、

悩んでいたのは「花嫁の手紙」

を読むか否かということ。

 

 

私が司会として関わらせてもらった

「婿入り」の結婚式の場合、

日頃からの感謝を込めて

手紙を読むという新婦さんが

ほとんどでした。

 

 

ある新婦さんはお手紙の中で、

「婿入り」という結婚を

認めてくださった新郎さんの

親御さんへ感謝の思いを

伝えていました。

 

 

素直な思いで綴った新婦さんの

お手紙で、両家の親御さんが

涙する姿が印象的な結婚式

だったことを今でもハッキリと

思い出せるほどです。

 

 

今回司会を担当する新婦さんにも、

私のこれまで携わった

「婿入り」の結婚式で、

新婦さんが手紙を読んでいたことを

お伝えしてみました。

 

 

「日頃からの感謝を伝える

という趣旨なら、

彼の親御さんへも伝えたい

思いはあるので手紙は読みます!」

と、すんなり悩みが解消された

ようでした。

 

 

「婿入り」の結婚式であっても、

新郎・新婦さんが親御さんをはじめ

お招きしたゲストへ感謝の思いを

伝えいたいという気持ちに

変わりはありません。

 

 

新郎・新婦さんの想いに

しっかりと寄り添える

そんな司会をいつも以上に

しよう!と気合の入っている

私です。

 

 

本日も結びまでお読みいただいて

ありがとうございます。