結婚式にいらないと言われたあること | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

ウェディング司会経験数1000組以上。
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

先日お手伝いした披露宴。







あらかじめ、新婦からこんなことを
言われました。













『感動的な雰囲気とかいらないです』






たま〜にこういう要望をおっしゃる方が
います。







結婚式司会者といっても、色んなタイプの
司会者がいます。






中には、やたら感動するように大袈裟な
コメントばかりを言う司会者もいると
聞きます。







人は自分の見聞きしたことが、
その世界のすべてと思ってしまうことが
ありますよね。






きっとこの新婦にとっては、
自分の出席した結婚式では司会者の
やたらと感動的にしようとする意図が
目についたのかもしれません。







私は、わざわざ感動的にしようとか、
そういう意図を持っての司会は
極力控えています。






司会者は結婚式においては、
あくまでも黒子。





披露宴会場が、今何を求めているのかを
できる限り敏感に感じ取ろうとする努力を
感性のアンテナを最大限に研ぎ澄まして、
その空気感を一番大切にしています。





司会者だけが、一人で感情的になって
いたら引きますよね(笑)







というわけで、いつも以上に会場の
雰囲気を察知しながら、アナウンスも
いつも以上にしっかり間をとって、
新郎新婦は元より、ゲストから
醸し出される空気感をより一層大切に
司会をしてみました。







その結果…
過度に感動的な雰囲気にもならず、
明るく賑やかな披露宴になりました。






本当に色んな考え方や要望があり、
日々勉強になることばかりです。