球対称の重力場は、例え動径方向に物質が膨張・収縮等をしていても、外部の真空な領域では必ず、
シュヴァルツシルト時空になり、したがって静的である、というのがバーコフの定理です.。
この定理により、重力収縮する天体の周りの時空がその天体の自転が無視できる場合、
静的なシュヴァルツシルト時空になるということがいえ、極めて重要な定理だと思っています。
ここでは、このバーコフの定理とシュヴァルツシルトの外部解を導きます。
証明をほとんど省略しないので、少々長めです。(全18ページ。)
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