こんにちは。
母がお風呂に入っている間、
時間がぽっかりと空きます。
ついつい見てしまう、
小津安二郎監督作品。
6作品くらい録画してありますが、
どれもセリフと場面を覚えてしまうまで、
見てしまっています。
特に好きなのは、「晩春」。
笠智衆、原節子(敬称略)の親子コンビがいいです。
親離れできない娘、子離れできない父。
「結婚しなさい」と口では言っている父親も、
実は結婚には複雑な思い。
父親の再婚を頑なに嫌がる娘。
ネタバレさせたくないので、
この辺でやめときます。
ハリウッドや今の映画の、
派手な演出は私は苦手。
日常を淡々と描いていく映画が好きなんだと、
改めて思いました。
子役さんがあまり出てないのが、
この映画の好きなところでもあります。
ゆっくりと、淡々と。
日々の生活も映画になるんだなあと、
感じます。
おかげで、
毎日寝不足が続いています。
でも、落ち着くんだなあ~。
やっぱり自分が、昭和育ちだからかな。
不便な時代を経験したから、
小津映画のことがちょっと実感できるのかも。
そう思うと、長生きも悪くないな。
今日も読んで頂き、
ありがとうございました。
明日がいい日でありますように。