ご機嫌いかが?
一人カルチャーセンターの朋乎です。

 

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今回はお奨めの作家さんを紹介したいと思います。

かなり朋乎目線なのはご容赦くださいませ。

 

向田邦子さん

この名前を知っている方はアラフォーからアラフィフくらいの方かな?

長編小説も書いていらした記憶もありますが、
私は短編小説集が大好きです。

 

 

この方の描写は、とにかく細かい。

なので、読者側の想像がぶれません。

 

いわゆる「上級国民」はまず出てきません。

庶民の目線で日常を生き生きと描写しています。

 

そして、特筆すべきは、食べ物の描写!

いかに向田さんがおいしい食べ物にこだわっていたか、

とてもよくわかります。

 

寺内貫太郎一家というテレビドラマが昔ありました。

小林亜星さんがお父さん、西城秀樹さんが息子、

そして、樹木希林さんがおばあちゃん。(ジュリーの大ファン)
加藤治子さんがお母さん。

いつもどったばた!!
気が付くと小林亜星さんと西城秀樹さんが喧嘩してる。

その脚本が向田邦子さんでした。
(私はてっきりコメディー作家さんが書いているのだと思ってました)

向田邦子さんのお父様が、そうとうな昭和な男で、
鉄拳制裁当たり前。
女性は従順をよしとしていた人でした。

そんな家庭で育った向田さん。

お父様への反発心がすばらしい作品への原動力になったのですね。
向田作品は、かなりの頻度で頑固なお父さんや夫が出てきますよ。
それに抗うしなやかな女性。
昭和というものはそんなものでしたね。

 

そんな向田さんですが、飛行機事故で帰らぬ人となりました。
51歳の若さでした。

しなやかな、ユーモラスな、食いしん坊な、
はつらつとした、明朗な、

そんな昭和時代の女性を読みたくなったら、

「思い出トランプ」、「隣の女」、「父の詫び状」
などの向田作品がお奨めです。

 

今度はお奨めの音楽を書いてみようかな。

あなたにも大好きなものが現れますようにグリーンハーツグリーンハーツ

 

Tomocoグリーンハートグリーンハートグリーンハート