「どうしてもそうしたい」
「そんな気がして仕方がない」
「ふと思った」
これらはみんな直感です。
そう思ったのだからそうしてみればいいのですが、
なかなか素直にそうできないものです。
これは頭でいろいろ考えだしてしまうからです。
過去の経験から、
「こういう場合はこうなるに違いない」
「実際世の中そういうものなのだから」
「こんなことやったら、周囲の人からこう思われる」
といった考えが出てきます。
しかし、これらはすべて思考です。
常識的には正しいように思えたり、
実際その通りのこともあるでしょう。
でも、かならず正しいわけではないですよね。
最初に書いたような感覚を伴った直感は信頼するに値します。
詳しい説明は別の機会にしますが、
直感の方こそ信頼した方がいいんです。
マルコム・グラッドウェルという人の書いた本に
「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」
というものがあります。
この本に直感が正しかったケースがたくさん紹介されています。
ある美術館が購入した作品の鑑定を依頼した時の話は特に印象深いです。
鑑定を依頼された側が、
その作品をひと目見て、
ふいに口をついて出た言葉が
「お気の毒に」
というものだったそうです。。
いかに直感というものが優れた洞察なのかわかります。
興味があったらぜひ読んでみてくださいね。
