「あなたは大丈夫」という言い方を目にすることがありますね。
不安や恐れの渦中のいる時にこのように言われても、
本当に大丈夫だと思えることは、
無いとは言いませんが稀ではないかと思います(笑)。
その時は、大丈夫じゃない世界の住人だからです。
このように言ってくれる人には、
「大丈夫な世界」が見えているんですよね。
だからこその発言なんですが、
おそらく真意は伝わっていないでしょう。(^^;
でもあえて言うと、やっぱりどんな人でも大丈夫なんです。
狭い自分の視点からすると大丈夫じゃないことだらけにしか見えなくても、
もっと大きな自分の視点からすると実は何の問題もありません。
その視点に気づけた時に体験する世界が変わっていきます。
大丈夫じゃない世界にいる時は、
いろいろなものを握りしめています。
逆にそれらを手放すためにあえて
さまざまな困難な状況を創り出していることもあります。
狭い自分の枠に囚われている時は、
たいてい堂々巡りに陥ってしまっていることが多いと思います。
でも自分だけではなかなかそれに気づくことができません。
人間は誰しもスコトーマ(心理的盲点)というのがあるので、
自分の枠の中でしかものごとを見ることができないからなのです。
そういう時はちょっとだけ他人をアテにしてみてください。
自分の枠の外側からの視点を取り入れてみることで、
枠そのものが広がります。
今まで握りしめていたものが必要なくなってしまうかもしれません。
