電車劇場24時
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土日の電車は

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土日の電車…
やはり空いている。平日とは比べ物にならない程に。

といって、それが快適かというと、必ずしもそうとは言えない。それは何故か…


土日の乗客は、平日のそれとは根本的に違う。
何がかというと、どれだけ乗車行為に親しんでいるか、である。
平日の乗客は通勤、通学が主。毎日同じ場所、同じ時間に乗る。
対し、休日の乗客は買い物、レジャー。その時限りとは言わないまでも、そう何度も利用するものでもあるまい。


その差は、確実に現れる。
電車のマナーという形でだ。

これは、一般的な意味で言うのではない。
ここで言う電車のマナーというのは、例えば極力静かにするだとか、座席はなるべくつめるだとか、出口付近には立たないといった類のものだ。

通電に慣れた人ほど、このマナーをよく知っている。つまり平日の電車の方が、これを守る人が多いのだ。


このマナー、ちょっと考えれば分かることとも思われるが、案外慣れない人は気付かないものらしい。
故に土日の電車におけるこのマナー違反を、みだりに敵視すべきではないかも、と個人的には思っていたりするわけだ。

しかしそうは言っても、そのマナー違反者が多くなるが為に土日の電車が不快になりがちなのは、紛れもない事実。


こうしてみると、平日の電車がいかに秩序を保った空間なのかがよく分かる。
もちろん全ての乗客が紳士なわけないのだが、平均的に見たら差は明白なのである。

そんなわけで、車内リュックだの音漏れイヤホンだのばかり槍玉にあげられる昨今だが、本当の問題はもっと基本的なとこにある、と僕は思っているのである。

拷問といっても過言じゃない

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揺れる。揺れる。揺れる。
やばいくらい揺れる。
何がって、もちろん電車がである。

しかしこの揺れは尋常ではない。
前後左右に倒れそうになるのを、つり革に必死でしがみついてかろうじて堪える。
足元に置いた荷物が逃走を始め、隣の老婆は出撃前夜の特攻隊ばりの形相を見せる。


時々ないだろうか。この様な暴走車との遭遇。
電車がいくら近代文明の産物とは申せ、所詮は人間の操縦で動く機械。
その機能云々も、最終的には運転手のスキルに左右されるということだ。

そして今僕が乗っているこの電車、運転が明らかに下手くそである。
急停発車するし、走行中も車体がガクガク。しかも速度が一定じゃないときた。
うぷ、久しく発症しなかった乗り物酔いまできやがった。
「電車でGO!!」に影響された変質者が電車をのっとっても、まだこれよりかはマシな運転ができるのではなかろうかという勢いである。


しかしだ、今はこうして人知れず個人ブログに文句をたれるだけだが、覚えておけ旧国営企業よ。
これからの世の中、人を大切にしない傲慢な態度では成功はできない。
独禁法がスルーしてるからといって、不良社員をそのままにしないことだ!


…と、憤ってみるも、自分の小ささを感じえない。あがらいようのない現実を前に、少々の悲しさを覚える僕であった。
うぅ、気持ち悪…

大したことないハズなのに

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先日「僕はまだ余裕のある方だ」的な記事を書いたばかりだが、実は全然そうでもないらしいことに気付く時がある。

例えばそれは、混雑時、エスカレーターの右側で立ち止まる奴がいた時。

エスカレーターの右側といえば、自らも進行方向に進むのは暗黙の了解。
それだけに、とてつもなくイラッとくるのである。
貴様がそうやって道を塞ぐことで、後ろの何十人もが時間をロスするのだ。動きたくないなら、ハナから右側に来るな!…と。

しかし冷静に考えると、ロスといってもほんの数秒であることに気付く。
その数秒が乗車できるか否かの分かれ目になることもままあるが、基本的に目くじらたてる程のマイナスかといえば、そうでもない。
何故自分がいらつくのか分からない程に、実は大したことではないはずだ。

しかしやはり、イライラするのである。他人の常識知らずな行動で自分に損害が出たと思うと、平常心が保てなくなる。
それがどんなに些細なことであろうともだ。

きっと今僕は、訳もわからず先を急ぐことに追われている。
混雑極まるプラットフォームという特殊環境に身をおかれ、やたらとセカセカする雰囲気に呑まれてしまっているのだろうか。
とにかく、ゆったりとした心構えがみじんも見られないのである。

これのどこに余裕があるというのだろうか。全く情けない。
これでは自らストレスに圧されてる自分を暴露してるようなもの。恥じて然るべきである。

などと考えつつも、詰まるエスカレーターの右側に出くわすたび足で床をダンダン叩きたくなる衝動を抑えきれない自分がいる。そしてまた事故嫌悪に陥るという悪循環に悩み、しまいには自分が分からなくなる今日この頃である。