大したことないハズなのに
先日「僕はまだ余裕のある方だ」的な記事を書いたばかりだが、実は全然そうでもないらしいことに気付く時がある。
例えばそれは、混雑時、エスカレーターの右側で立ち止まる奴がいた時。
エスカレーターの右側といえば、自らも進行方向に進むのは暗黙の了解。
それだけに、とてつもなくイラッとくるのである。
貴様がそうやって道を塞ぐことで、後ろの何十人もが時間をロスするのだ。動きたくないなら、ハナから右側に来るな!…と。
しかし冷静に考えると、ロスといってもほんの数秒であることに気付く。
その数秒が乗車できるか否かの分かれ目になることもままあるが、基本的に目くじらたてる程のマイナスかといえば、そうでもない。
何故自分がいらつくのか分からない程に、実は大したことではないはずだ。
しかしやはり、イライラするのである。他人の常識知らずな行動で自分に損害が出たと思うと、平常心が保てなくなる。
それがどんなに些細なことであろうともだ。
きっと今僕は、訳もわからず先を急ぐことに追われている。
混雑極まるプラットフォームという特殊環境に身をおかれ、やたらとセカセカする雰囲気に呑まれてしまっているのだろうか。
とにかく、ゆったりとした心構えがみじんも見られないのである。
これのどこに余裕があるというのだろうか。全く情けない。
これでは自らストレスに圧されてる自分を暴露してるようなもの。恥じて然るべきである。
などと考えつつも、詰まるエスカレーターの右側に出くわすたび足で床をダンダン叩きたくなる衝動を抑えきれない自分がいる。そしてまた事故嫌悪に陥るという悪循環に悩み、しまいには自分が分からなくなる今日この頃である。