しかし、近年では特に都会を中心として、別の外来種であるアカミタンポポがセイヨウタンポポを押しのけてその勢力を拡大していると言われています。

ただし、外見はセイヨウタンポポによく似ているので、判別は難しいです。
(画像はセイヨウタンポポ)
セイヨウタンポポとアカミタンポポを含む、いわゆる「外来種タンポポ種群」は、環境省指定の「要注意外来生物」であり、日本生態学会が定める「日本の侵略的外来種ワースト100」にも指定されています。
局地的に分布する日本固有タンポポの多くが、外来種タンポポとの交雑や競合で危機的な状況にあると言われています。