クラウドファンディング モーションギャラリーにご協力をいただきましてありがとうございました。
クラウドファンディング・モーションギャラリーにおける2ヶ月半の挑戦が区切りとなりました。この2ヶ月半にできたことは、ビーオリーブをアートシルク協会に名称を変更するとともに 川崎から京都に登記変更をする手続きをしたこと。高岡洋一氏とカトオヨオイチ氏を理事としてまた仕事の大切なパートナーとして出発することができたこと。アートシルクの技法で仕上げた初めての本「ステファニーメモリー」をAmazonから出版することができたこと。2冊目の「東日本大震災時犬の避難所の記録」を理事のお二人と協力して出版できたこと。仮設住宅などで1万人以上に活用していただいた「糸の貼り絵」メタリックデコレーションから、技術を改良して「絹の貼り絵」アートシルクの技法を確立することができたこと。この5つのことをよく2ヶ月半で成し遂げたと思います。準備を進めている、4月から始まる新事業に大きな意味がありました。このプロジェクトを始めたきっかけは、ちょうど7年前に同じくクラウドファンディングでお金を募り、震災で親を亡くした子に贈る童話を書き被災地の小学校など500校へ送った記憶が蘇りその時にいただいたお礼状や、応援してくださった方からの励ましのメッセージに心打たれたからでした。その心の暖かさが、3年間のうつ状態から復帰できないでいた自分の背中を押し前へ歩ける自信を取り戻させてくれました。その勢いで自分のできることでこのコロナ時に1ミリでも明るくできるようなことをしたいという思いだけの見切り発車でした。初の電子書籍は無料で病院の関係者に届けたいという願いで作りました。出版の書体のミスから再度の出版となったことや、0円で見られる期間が決まっていたこと、最低金額107円という規定があったことなど、1冊は無料で出版できるということの中にも規定で縛られていたことが後でわかるなどトラブル続きで皆様にご迷惑をおかけしてしまいました。心よりお詫びいたします。また、大きな反省点としては、出版に際し掛かる費用が個人としてペットに掛ける金額とマッチしていなかったことで、不信感を与えてしまい心配をおかけすることになってしまいました。申し訳ありませんでした。結果としてこのプロジェクトは目標を到達せず、終わってしまったのですが、冒頭に申し上げた通り、5つの成果をあげたことに加え、かけがえのない出会いと、基盤をもたらしてくれました。画面上に現れていないこのプロジェクトに参加してくださった方々がいらっしゃいまして、この方々との出会いが故郷に対して抱いている夢を応援する大きな存在として夢実現に向けて大きな勇気を与えてくださいました。まだ遠い夢だと思っていたことが現実味を帯び視野の中に手繰り寄せられる距離のものとして見せていただきました。すごい方が福島を応援してくださっていました。その方がこんなちっぽけな自分のことも応援してくださり、最後にしめの成功へと導いてくださいました。最後帳尻をあわせるのではなく、甘えないで現実を正面から受け入れた自分も大きく成長したと思います。成功したと言えるのは、企業様からの引き合いが4件入ってきていることです。プロジェクトを立ち上げていなければ出会えない大きな進展でした。さらに同時進行でアートシルク協会の事業計画案を完成させることができました。これまで10年間のセミナーとイベント中心の事業を存続させるにはどうすればよいのか、仕事を待っている故郷の人たちにどうしたら嬉しい知らせを持っていけるのか、悩みもがいてようやく念願の 稼ぎ稼がせて本物の復興 を目指すための第1歩を踏み、歩き始めることができました。これはモーションギャラリーのクラウドファンディングに飛び込んでいなければ成し遂げることはできなかったと思います。心より幸せを身にしみて感じ感謝を申し上げます。ありがとうございました。私は完全に鬱を克服したようです。事業としてこれまでのご縁のあった方々を大切にして一緒に次世代に向けて良いものを繋いでいけるよう精進したいと思います。今回手にした宝物を多くの皆様へ還元できるようがんばります!新しい時代をすてきな未来をご一緒につくっていきましょう!東日本大震災1ヶ月後に脳梗塞を起こし3年後に他界した父の年商10億100人雇用を目指し、自殺した同級生の無念を明るい未来に変えることを心に留めながら。2021.3.17