あなたのことを教えてください。
→ 私は「 」です。
すぐに「 」が埋まりますか?
では、これはどうでしょう。
あなたの名前は何ですか?
年齢はいくつですか?
おそらく、
こっちの質問には考えることなく、すっと答えられたかと思います。
ではもうひとつ
あなたの社会的立場は何ですか?
こちらの方が一番最初より答えやすかったかもしれません。
それが、社会における自分のカテゴリであり、
あなたは自分をそのカテゴリとして認識しているというわけです。
では、
私は「 」です。
この「 」がすぐに答えられた方、というのは
自己アイデンティティーが確立されている方です。
あるいは、ビジネスにおけるご自身の姿が明確である方。
「すぐに」答えられるということは
それが自分のアイデンティティーだと
明確に自覚しているということになります。
これからビジネスを始められる方は、
ぜひ、ご自身のセルフアイデンティティーは何なのか
自分は世間に対して、世の中に対してどんな風でありたいのか
どんな風であろうとするのか
考えてみてください。
これは別にビジネスに限ったことではなく、
私は、父親です、息子です、おじいちゃんです
そういった続柄を答えられた方、
それもあなたの認識するセルフアイデンティティーなのです。