第178回

 

 

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株式会社リビングパートナー

代表の伊藤雄二(いとうゆうじ)です

私がハウスメーカーで

住宅営業を始めてから35年

これまで

150件以上の新築住宅と

1,800件以上のリフォーム工事の

お手伝いをしてきた経験から

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自己紹介は

こちらです

 

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 断熱材はどれがいいの?

 

高気密高断熱の家を造るとき

「断熱材」の選択が大切ねん

一番多く使われとるのが

「発泡式断熱材」やと思う

 

「発泡式断熱材」について

調べてみたよ



発泡式断熱材の種類

現場発泡ウレタンフォーム(吹付け)


施工現場で発泡させて吹き付ける

気密性が高い

押出法ポリスチレンフォーム(スタイロフォーム等)


板状の断熱材

水に強く基礎断熱などで多用

ビーズ法ポリスチレンフォーム(発泡スチロール)

軽量で安価

主に外断熱や簡易な断熱材に使用


発泡式断熱材のメリット

1. 断熱性能が高い
発泡材は内部に細かい気泡を多く含み

熱伝導率が低い

住宅の省エネ性能に直結


2. 軽量で施工性が良い
ボード状は切断・加工が容易

吹付け式は複雑な構造体でも

隙間なく充填可能


3. 気密性の向上
特に吹付けウレタンは

隙間を埋めるため

気密性能を高めやすい


4. 吸水しにくい種類もある
押出法ポリスチレンフォームは

耐水性に優れ

地面に接する基礎断熱に適している



発泡式断熱材のデメリット

1. コストが高い場合がある

  グラスウールや

 セルロースファイバーと

 比べると材料費が高め


2. 燃焼時に有毒ガスを発生
火災時に黒煙や

シアン系ガスが発生する恐れがある


3. 経年劣化
長期的にはガスが抜けて

断熱性能が低下する場合がある



解体時の処理におけるデメリット


1. 分別が困難

吹付けウレタンフォームは

構造材に密着しているため

木材や合板と一体化してしまい

解体時に

「分別できない廃棄物」と

なることが多いんや

結果として

「産業廃棄物(混合廃棄物)」

として扱われ

処理費用が高騰



2. リサイクルがほぼできない

グラスウールや

セルロースファイバーは

ある程度リサイクルが検討されているが

発泡プラスチック系は再資源化が難しい

燃やすか

埋め立て処理になる

ケースが大半



3. 焼却時の問題

高カロリーで炉の負担が大きく

焼却炉によっては受け入れ不可

燃焼時に

ダイオキシンや

シアン化水素など

有害物質が出る可能性があるため

専用の施設で処理しなければならない



4. 処分費用が高い

解体時に

「発泡断熱材が大量に使われていると

 処分費が割高になる」ことが多い。

特にウレタン吹付けは

分別作業に時間がかかるため

解体業者から敬遠されがち




まとめ

発泡式断熱材は

「高断熱・高気密・施工のしやすさ」

という面で非常に優れたもんなんやけど

解体時に

『分別困難な産廃』

なる点が最大のデメリットになってしまう

建築時:快適な住まいをつくりやすい

解体時:処理費用が高い、リサイクル困難


長期的に見ると

環境負荷や解体コストまで

考慮した上で採用を検討せんなん


些細なことでも

気になったら

すぐに電話ちょうだい!

 

 

 

 

 

 

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