一時、鳴りを潜めていた各種感染症だが、ふたたび増加している。
先週は、インフルエンザ、新型コロナ、マイコプラズマ、RSウィルス気管支炎、ヘルパンギーナ、エトセトラ。。。
新型コロナはしぶとく生き残って、散発的流行をしている。今日も朝からコロナ抗原陽性者が出ましたね。発端者から家族へまたまた広がっていく。
そればかりか保健所からは管内で劇症型溶連菌症の発生がありますと警告が送られてきた。(死亡例)
高校生たちはやたら咳をしているし、昨日は、肺塞栓と思われる高校生が来院した。
いつも通り、カオスなのが開業医の仕事だ。
肺塞栓の診断は難しい。先日も声優さんの死が報じられたばかりだが、高齢者なら推測もするが、10代の高校生だと疑ってみる事、これしかないだろう。
困るのが、知能の低い教師やスポーツ指導者。馬鹿の一つ覚えの精神論で病気の存在を知らないものだから罵倒や体罰で片付けようとする。
第2日赤の轍を踏まないようにすぐさま循環器内科へ紹介する。造影CT撮らないと正確にはわからないし、血栓形成する抗リン脂質症候群なら、血栓除去フィルターを入れたり抗血栓剤を使ったりで一生治療だろう。
青天の霹靂だろうが、病気とは常に青天の霹靂だ。
移民は日本全国に増加しているが、川口市がクルド人ならこちらはムスリム各国人だ。
だいたい、ブブカ(ブルカ)を着てくる女性を診察するのは不可能である。
医師法、応召の義務を改正してもらいたい!