発達障害(ADHD)かもしれない長男(高2)が
なんと!
昨夜から友達と東京に遊びに行ってます
3日間、高校入試で休校になるので
「もう来年は受験生だし
ゆっくり遊べるのは最後だから」
ってことで、友達が誘ってくれたみたい。
安く済ませるために
昨夜、金沢駅から夜行バスに乗って
9時間かけて浅草まで。
友達3人と一緒に行ってるんだけど
最初に旅行のことを聞いたときに
真っ先に出てきた言葉が
えーーーっ!?
大・丈・夫!??
でした(笑)
夜行バスも初めてだし
東京も初めてだし
母としては心配でたまらない…!
ただ
長男のADHD(不注意)っぷりは
友達にも知れ渡ってるので
一番しっかり者の子に
「絶対俺を一人にしないでね」
と見守りを頼んでいるようで(笑)
今日は浅草や秋葉原、お台場あたりを
うろうろしながら
楽しんでいるようです(^^)
そんな長男の小旅行なんですが
行く直前まで、
やっぱり私の頭の中は
「大丈夫かな…」
でいっぱいでした。
修学旅行の時も心配だったけど
あのときは先生もいたし
学校が全部お膳立てしてくれてるから
なんとかなった。
けど、
今回は子どもたちだけで行くってなると
やっぱり何かと心配するよね!
しっかり者君が一緒とはいえ(笑)
子どもだけで遠出するのは初めてで
長男自身も自分の特性を自覚してるので
相当ドキドキしてるようで
直前まで「うぉーー緊張するー!」
って叫んでました。
で、子どもが心配でたまらないときって
こういう時以外にもあるじゃないですか。
私もいろんな心配事を経験してきたけど
「心配なときの対処法」というのがあって
今回もその通りに考えてみました。
私がいつもやっているのは
①何が心配かを把握する
②それは本当に100%起きると決まってるか?
③事前に対処できそうなことは対処する
④どうだったら最高か?を望む
この4ステップです。
これをもとに、長男に対する
「心配な頭の中」を変えていきました。
まず、①何が心配なのか?を書き出してみました。
・バスに乗り遅れたらどうしよう
・バスの中でちゃんと寝れるのかな
・バスがちゃんと東京まで着くかな
・忘れ物したらどうしよう
・迷子になったらどうしよう
・スマホの電池が切れたらどうしよう
・スマホなくさないかな
・財布なくさないかな
・リュックなくさないかな
・リュックのチャック開けっ放しで物が落ちたりしないかな
(旅先だからけっこうこれありそうでw)
・ちゃんとみんなについていけるかな
・変な人に遭遇しないかな
・スクランブル交差点ちゃんと渡れるかな
(日常でも電柱にぶつかったりするので…)
・安全に移動できるかな
・地震が起きたらどうしよう
などなど
…って今書いてて
どんだけ心配性なのよ!って
笑えてきたよw
でね、数日前までは
↑こんな感じで
頭の中に浮かんでくるのは
「なってほしくないこと」
(望まない未来)
ばっかりだったんですよね。
なってほしくないのに
そのことばっかり考えてると
「ますます心配するような状況になってほしいんですね」
って潜在意識が勘違いして
叶えてくれようとするから
そっちが叶っちゃったら嫌だよね。
だから、なるべく
この「心配事」から意識をそらし、
「何も心配していない頭の中」
にしておくことが大事。
なりたいのは
「何も心配しなくてよかったじゃんー!」
っていう状態だもんね。
みんな、逆をやっているのよ。
(私もつい逆をやっちゃう)
②に話を戻すと
今の時点で、この心配事が
起きると決まってるかどうか?
というと、まだ起きると決まってない。
むしろ
そうならない未来もあるんだよな。
って分かったら
ちょっとホッとしてきました
で、その上で
③対処できそうな部分は対処する
ということで
私が考えたことは
・しっかり者君に「俺のこと一人にしないでね」
と丁重にお願いしておく(笑)
・事前にだいたいのスケジュールを立ててもらう
(見通しを持つため)
・乗るバス停と集合時間を文字で確認しておく
(耳で聞くだけだと分からなくなるので)
・リュックは使い慣れたものにする
(慣れないものを使って旅先でテンパらないため)
・困ったら駅員さんか店員さんに聞け!と
伝えておく(日本だからなんとかなる!w)
・焦りそうになったら深呼吸するんだよと伝えておく
(不安だと余計テンパるため)
…以上のようなことをやりました。
考えうることを予測して
先回りして対処しておくことで
「多少、何かあっても大丈夫かもしれない」と
また少しほっとしました。
で、その上で
④どうだったら最高か?を望む
↑
心配性さんは
特にこの「望むこと」が大事!!
ここまで対策しても
それでも、天候とか交通とか
もう自分じゃどうにもできないことも
あるわけで
そういう
不可抗力みたいなものはもう
コントロールできないから
私の場合はここから
望みをハッキリさせて
「そうなった先の気分の疑似体験」をします。
つまり、私の望みは何かって言ったら
・長男が東京観光を安全に楽しめること
・お友達もみんな元気に楽しく過ごせること
・いい思い出がたくさんできること
・「楽しかったー!」って言って帰ってくること
↑こういうことですよね。
最終的なゴールは何かというと
「楽しかったー!!」って言って
無事、笑顔で家に帰ってくること
ですよね。
そうなった時の私は
どんな気分なんだろう?
きっと
「楽しかったならよかったねー!」
ってホッとしてるよね。
なので、
「○○になったらどうしよう」と
心配な気持ちに浸り続けるのではなく
「あーよかったー!」
っていう、
感じたい感情を今セットしておく。
あとは何も心配せず
長男が楽しんでいると信じて
(なんならちょっと忘れるくらいで)
自分も楽しいことをしてリラックスして過ごすだけ。
そうやっていたら
直前には
「行くまで緊張するけど、
行ったら行ったで楽しいよ。
楽しんでおいで!」
って長男にサラッと言えるように
感覚が変わってました(^^)
早速「ジョイポリス楽しい」って
LINEがきた(笑)
やっぱり心配しなくても
今のところ大丈夫だったみたい
そんなわけで
子どもが心配でたまらないときは
こんな風にやってみるとホッとするよ!
っていうリアルタイム実況でした(^^)