今日は…私の子育てしくじり話を

お話します!!

 

 

 

 

ええ、

元教師とか言っちゃってますけどねー。

 

新米ママ時代はいろいろ

やらかしちゃってたんですよー(汗)

 

 

 

実はですね、

 

うちの長男が小さい頃は

とっても偏食

それがすっごく悩みの種だったんです。

 

 

 

 

そこで、進級するときは

毎年連絡帳に

 

「この子は偏食なので、給食は食べられるものを

無理せず食べさせてください。」

 

と説明書きをしたためていたんです。

 

 

 

なんて必死な!!w

 

 

 

 

「全部食べないと昼休みなし!!

 みたいな先生だったら

長男、生きていけないだろうと( ;∀;)

 

 

 

 

 

で、ある年の新学期

やる気まんまんの新卒の先生が担任になり

 

「僕が責任をもって長男くんが給食を

食べられるように指導します!!」

 

みたいに燃え盛っていらっしゃいまして。

 

 

 

 

お気持ちはありがたいんですが

数々の偏食ヒストリーからかんがみて

 

やる気で食べられるようには

ならないんじゃないかと…不安不安不安

 

 

 

 

そんな思いを先生にも伝えたのですが

 

「がんばってみます!!」と言われ、

なんだかうまく

母の意図が伝わらず!!w

 

 

 

 

そ、そ、

そうじゃなーーーーーーい!!チーンチーンチーン

 

 

 

 

熱い!!すこぶる熱血!!

どうする長男ーーー!!

 

 

 

 

で、母はその時

筋金入りの頑張りすぎママだったので

 

「私がこの子をちゃんと

食べられるようにさせなきゃ

この子が学校で辛い目に!!」

 

 

という「べきねばスイッチ」が

カチッと入ってしまったのですよーーーーーーー!

 

 

 

 あああー!!

ツッコミどころ満載すぎてもう。。。笑い泣き

 

 

 

で、忘れもしない

伝説のアジフライ事件(苦笑)

という話がありまして

よく受講生さんにはこっそり

お話してるのですがw

 

 

 

長男が「アジフライなら食べられるかも…」

という情報を

風の噂でキャッチしたもんで

 

 

 

スーパーで早速アジフライを買って来て

(←作らない。笑)

食卓に並べ

 

 

「さあ!!あなたの大好きな

アジフライだよ!!

さあさあ、めしあがれ!!!!」

 

と、意気揚々と

長男に差し出したわけですよ真顔

 

 

 

 

そしたら長男…

むずかしーーーーい顔で一言。

 

 

 

 

「…むり!!!」

 

 

 

 

不安不安不安不安不安不安不安

あんぐりあんぐりあんぐりあんぐりあんぐりあんぐりあんぐり

 

 

 

なにーーーーーーーー????

ヾ(。`Д´。)ノ

 

 

 

 

 

そんな風に拒否されてしまった母は

思わずアジフライを

ゴミ箱に突っ込んで捨ててしまうという

暴挙にでました(汗)

 

 

 

「ママがせっかく買ってきたのに!!

なんなのよ!!!!

 

そんなんで給食どうすんの!!!

一体、何を食べて

生きていくのよ!!!!!!」

 

 

 

ヽ( )`ε´( )ノ

 

 

このぐらい深刻に悩んでましたw

 

 

 

これが忘れもしない

伝説の「アジフライ事件」ですw

 

 

 

 

悲しかったんです。

 

「この子のために」と頑張った結果が

報われないと感じて。

 

「この子のために」と工夫した結果が

裏切られたように感じて。

 

 

 

当時の私は一人目の子育てで

まだまだ余裕がなく

偏食をどうにかしたくて

めちゃくちゃ頑張ってたんでしょうね!

 

 

 

 

でも、当時のキレまくった私には、

そんな感情のねっこを

冷静に分析する余裕もなく、

 

 

ただ「理不尽に怒る怖いお母さん」でしか

ありませんでした。

 

 

 

 

 

こんな風にキレてしまう自分も

責めてしまってました。

 

 

 

 

あの時は

「ちゃんとしてないお母さん」

思われるのが嫌だったんだよね。

 

 

「ちゃんと食べる子に

育てられないお母さん」

いるのが怖かったんだよね。

 

 

このスタンプを贈呈したい・・・w

 

 

 

 

長男の偏食に×をつけて、

自分自身に×をつけて、

一人で苦しんでたんですね、、、

 

 

 

 

そんなことを当時は気づかなかったから

いたってまじめに

よかれと思ってやっていたんです。

 

 

 

でも、そんな思考で

長男のことを

「直そう」「変えよう」

としていたので

親子関係がうまくいくわけがないんだよね。

 

 

 

長男の精神面も調子が悪くなり

 

なーんかうまくいかないぞ、、、

 

 

 

と悟った私は

そんなふうに「直そう・変えよう」

とするスタイルをやめてみたんです。

 

 

 

長男の食べたいものだけ

食べられればいいか、といったん諦めて、

「ダメ出し」を一切やめるようにして、

長男の心をそのまま肯定してみたの。

 

 

そうしていくうちに長男も落ち着き、

ふだんの明るい長男に戻ったんですね。

 

 

image

 

 

私はあのアジフライ事件から

子育てで一番大切なことの順位を

変えました。

 

 

ちゃんとさせること

 

よりも、

 

子どもの気持ち

 

を上に置くようになりました。

 

 

 

 

 

子どもの心を壊してまで

強制しなければならないこと

なんてない。

 

 

 

ホント〜に

あの時気づいて良かった!!!

 

 

(ちなみに数年たって、長男はとっても味覚が敏感で、繊細で「違いがわかる男」だということが判明しました。笑)

 

 

 

今は高校生になり

「お弁当の品数を

もっと増やしてくれない!?」

とかなんとかリクエストするくらい

食べられるものがたくさんあります。

 

 

 

こんな風に

私もたくさんしくじってきましたが

そのおかげで色々学んでこうなりました爆笑