■夫や同居の義両親が子どもに厳しいので困るんです。
15才までの発達が心配な子の
可能性を100倍広げる勇気づけ講師
山本 真弓です。
発達障害のお子さんのお母さまより
こんなご相談をいただきました。
「子どもがなかなかご飯の時間に
席につかなかったりすると
夫や同居の義両親が
厳しい言葉で子どもを怒るんです。
自分は子どもに『勇気づけ』をしようと思って
できているところを認めたり
ダメ出ししないようにしているのに
「ガツンと言わないとわからないよ!!」
…と、全く逆の接し方をするので
どうすればいいか、困ってます…。」
自分は本やブログで学んでいて
なんとなくわかっているけど
家族が子どもに厳しくて
「あぁ…せっかくこっちががんばってるのに
そこで怒っちゃ水の泡でしょ~~」
「なんで、夫(家族)は
こんな言い方するんだろう~~???」
…と、
モヤっとすることってありませんか??
家族とはいえ、別の人間ですもんね…
全員が自分と同じ考え方で同じ接し方を
してくれたらいいけど…
じっさいモンダイ
そうもいかないですよね(^^;)
じゃあ、こんなときは
どうしたらいいかと言うと…
それは
===========
「あなたは、そう思うんですね~」
と、心の中で境界線を引く!!
============
ということ(^^)
これはたとえ話なんですが
同じ桜の花を見て
「うわー、きれいだな~」
と感じる人もいれば
「あ~あ。はかないな~」
と感じる人もいるんですよね。
つまり、
あなたの考え方と
他の人の考え方は
ちがって当たり前!!!
…ということ(^^)
私たちは一人一人
「オリジナルの色メガネ」
(つまり、自分だけの価値観)
を通して、ものごとを見てるんですね。
だから、
家族が自分とは違う意見を持っていても
「え~!!そんなのありえない!!」
…と、
真っ向から否定すると、
余計に火に油を注ぐ…
という結果になります(T_T)
でも、
「あなたは、そう思ってるんですね」
「それは、あなたの意見ですよね~」
と、
心の中でいいので(笑)
バシッと境界線を引いておくんです。
そして、そのやり方を受け入れられないときは
「私は、こう思ってるんです」
「これは、私の意見にすぎないんだけど…」
と、「言葉のクッション」をはさんで
自分の意見を伝えてみる。
そうすると
自分も意見を言いつつ
相手のことも大事にできるので
考え方のちがう家族とも
ぶつからずにコミュニケーションが
とれるようになりますよ~。
自分だけが言いたいことを言えずにガマンすると
その場はいいかもしれないけど
「自分を大事にしている」
とはいえないですよね…
そんなわけで
もし、
家族が子どもに厳しいのが気になったら…
「そんなにガミガミ怒っちゃダメ!」
と頭ごなしに否定するのではなく
かといって
自分だけガマンするのでもなく…
自分の気持ちも守りながら
相手が受け取りやすい『言い方』で
伝えられたらよいですね(^^)
ほかにもいろんな方法があると思いますが
ひとつのヒントと思っていただけたら
嬉しいです(^^)