MAYUです。
これまで、仕事上障がいのある子のママと何人も関わってきましたが、
障がいのある子が生き生きと生きるには、
やはり「お母さんがダメ出しをしないこと」が関係しているのでは…と感じています。
お子さんにも、自分にも、です^^
とはいえ、私も当事者なので、いつもダメ出しせずにいられるわけじゃないことも、よくわかってます。
でも、お子さんを「どうにかしたい!」「みんなと同じようにしてほしい!」という想いを向けすぎると、
お子さんには「みんなと同じじゃないアナタはそのままじゃダメなんだよ!」という「ありのままを否定する気持ち」の方が伝わってしまうのですね。
親子の心は繋がっていますからね(^^;;
そんなお母さんは、お子さんに愛があるゆえに悩んでいるのですが、
もしかしたらお子さんの「ないもの・足りないところ」の方に注目しているだけなのかも。
「そうは言っても…障がいがあるから、できない部分が目立つのは当たり前じゃない!!」
もしかしたらそう思うかもしれません。
私も、重度の心身障がい児の次女がいたときは、「生きていること」以外何もできない娘を見て、そう叫びたくなることは何度もありました。
それでも…
「生きていること」
「呼吸器があれば呼吸できること」
「経管栄養だけど、ミルクを消化すること」
は、できている。
これは、
「生きて呼吸して物を食べるなんて、当たり前!」と思っていた時には気づかなかったことでした。
そして、
「24時間お世話をしてくれて、一緒に笑ってくれるステキなスタッフさんがいること」
「温かい声をかけてくれる友達」
…の存在にも気づいたのです。
だから、できないことが多い中にも、「そんなの当たり前!」とスルーしていることにこそ、あえて光を当ててみてほしいんです。
その子なりに、誰だって、どんなに障がいが重くても、「できていること」「あるもの」はたくさん見つかるはずです!
足りないところを探す「ダメ出し」は、その子の良さを見えにくくすると同時に、
お母さん自身の大切な心のエネルギーも奪ってしまいます。
これからは、「ダメ出し」ではなくて
「ヨイ出し」をしてみませんか?
これについては、また改めて書きますね^^