「自分軸」とは言うけれど。 | スピリチュアルナビゲーター 夏川佳子の『光の扉』

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ぶれない心を作るには
どうしたらよいでしょう。

繊細な感受性を持った方は、
自他の境界線が薄い
と言われます。

放っておくと、
情報としてまわりの人の感情や、
その場の空気感が侵食してきます。

自分の感情と思っていたけれど、
「実はほかの人の思いを感じ取っていた」
なんてことも起こります。

(本人が無自覚のことも汗





私もこのブログで、
「軸を定める」といったことを書いてきました。

ただし、HSP(過敏なタイプ)の人には、
あまり「自分軸」を強調しすぎるのも
ちょっと違うのかな、という気もしています。

自分にこだわりすぎること、
自分探しをしすぎることは、
かえって自分を見失う
場合があるからです。

自分にこだわっていると自分が見えない。

特に生まれつき自他の境界線が薄い人は、
ごく自然にしている状態で、
自分じゃない情報が
「自分のことのように」入ってくる


なにがほんとうの自分かわからなくなるんです。





「自分軸」という表現よりも、
センタリングという方がよいでしょう。

ほんとうの自分が何なのか、
あまり突き詰めすぎなくていいのです。

あなたが何かに懸命に生きた軌跡こそが、
あなたらしさ
なのですから、
あなたが伸び伸び生きることが優先事項です。

過敏になって委縮しがちな心と体をゆるめ、
いまこの瞬間をしっかり味わえる人になりましょう。

マインドフルネスのような瞑想でもよいですし、
大地としっかり結びついたイメージを
心にありありと思い描いてもよい
でしょう。

しなやかな軸を作るためには、
自分にこだわりすぎるよりも、
いのちとしてその瞬間に心地よくある
ということを心がけるとよいと思います。