「繊細で生きづらさを抱えた方が、
どうすればよりよく生きられるのか」
ということについて、
いろいろと方法を考えております。
私としましては、
ウェルビーイングを目指したいです。
「ウェルビーイング」(well-being)とは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、「幸福」と翻訳されることも多い言葉です。1946年の世界保健機関(WHO)憲章の草案の中で、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあることをいいます(日本WHO協会:訳)」と用いられています。
たとえ病気や障害があっても、
またHSP(過敏なタイプ)であっても、
ウェルビーイングを目指すことはできます。
ただハッピーという心の状態だけでなくて、
その人の生活の質であったり、
人生の充足度に関わる考え方ですね
繊細で生きづらさを抱えた方は、
ストレス耐性が低く、
過敏さから疲れを感じやすいです。
自己肯定感を持ちにくかったり、
自己否定的なものの見方をしたり。
ウェルビーイング、
「良好である状態」から離れがちかもしれません。
ご自身を責めるような見方を少しずつゆるめ、
生きにくさの原因を紐解くお手伝いができればと思います。
繊細な方は、
気を張って生きてきました。
HSP傾向のある人は、
ごくふつうの生活を送るのにも、
どこか力んで生きているようなところがあります。
そうしないと、やってこれなかった。
けれどもこれからは、
自分自身を生きるために、
ゆるめることも身に着けていきたいところです。
自分自身の傾向をよく知って、
ご自身をほんとうに受け入れ、
良好な状態で生きてゆけるように