先々月、２０１９年３月４日に私は乳癌の温存手術をし、
手術の抜糸後、３月１３日からホルモン治療をはじめています。
そして先月４月２日には切除した癌の病理結果も出て
今後の治療も確定できたので（ホルモン治療は私の意志で先に始めました）
４月１０日から毎日の放射線治療１６回を開始し、
令和をむかえたGW真っ只中の５月２日にやっと終了しました。
過去のブログにはイロイロ書かせて頂いたのですが
乳癌の検査や手術ももちろん辛かったですが
毎日の放射線治療は私は肉体的にもですが
精神的にも私はきつかったです。
私は毎日２５回通う放射線治療ではなく、
毎回の放射線照射値が高い１６回通う放射線治療を選択したので
放射線の先生からは７回目ぐらいから皮膚の変化うぃ感じるかなと
言われていましたが、私は３回目ぐらいから皮膚はうっすら変色しはじめ
７回目以降ぐらいから乾燥して皮がめくれたり痒かったりしました。
１０回目の照射前の先生の診察で皮膚の塗り薬を処方して頂き
それ以降は自宅で入浴後や痒くなった時などに
塗り薬（ビーソフテンローション）を塗布しています。
そして後半の１５回目、１６回目から確実な皮膚の変化と
それまでの鈍痛のような痛みに加え、つっぱるような痛みと痒みで
「これが放射線治療の副作用か・・」とハッキリ感じ始めました。
そして最終の１６回が終わった時に看護師の方から
「今日で放射線は終わりですけどこの後１週間ぐらいが特に
皮膚に放射線治療の反応が出てくる事があるから無理しないようにね」
と言われました。
私はまさにそのお言葉通りで、放射線治療が終了後からのほうが
皮膚の状態も見た目は悪化していて、痛みも痒みも増して、
今現在も強い痒みと痛みがあります。
（ブログを書けているので我慢はできる範囲の辛さです）
４月１０日に開始した放射線治療が５月２日に終了し、
５月７日に放射線科医の診察も問題なく今に至りますが、
放射線治療を終了してから１０日後ぐらいから今にかけてが
かなり放射線治療の副作用を感じています。
私は右胸乳癌の温存手術と右脇のリンパ切除しているので
右の脇にも放射線を照射して頂いているのですが、
今、右脇は放射線が照射された皮膚と、照射していない皮膚が
見た目もぱっくり２色にわかれて、境目の皮がめくれてきてます。
乳癌手術の痕のメスを入れた切開した乳輪の周り部分も
切って縫ったところは赤黒く浮き上がり痛痒いです。
右乳輪周りや肌はただれているような赤黒い感じで
右乳首も変色して固くカサカサになってます。
先生がこの後に皮がめくれてくると言っていました。
放射線治療終了から１か月は海や温泉は控えるように先生から言われて、
私は心の中で”１か月も待たなくても大丈夫じゃないか”と思ってましたが
今は先生のお言葉をしっかり守ろうと思えてます。
ただ毎日の通院がなくなっただけ、
本当に精神的にそれだけでも嬉しいです。
来週は乳腺外科の先生の診察があります。
乳腺外科の先生の診察は１か月以上ぶりになるのですが、
なんだか何年もたったような昨日の事だったような気もします。
乳癌になってからは時間の経過もよくわからない毎日でした。
これから少しづつ少しづつ、無理せず”今”という時間に戻れるように
私も前を見ていきたいと思います。
継続しているホルモン治療のことや
日々の身体の変化の経過や気持ちの変化なども、
私の経験になりますがこのブログには素直な気持ちで
ゆっくり書かせて頂きたいと思っています。
私が乳癌の診断を受けたのは今年の２月１８日です。
怒涛の毎日で、私は精神的にも壊れながら必死に進み続けました。
毎日もがきながら、近くにいてくれる主人には今でも迷惑かけてます。
たまたまこのブログを見てくださった方で
乳癌と診断されたばかりの方もいらっしゃると思います。
本当に言葉にできない辛さだと思います。
私は４３歳ですが、この年になると本当の自分を見せれる場所も限られ
弱音を言ったり表現出来たりする場所もあるようでないのかもしれません。
そんな中の乳癌の検査や治療、そして手術を待つお気持ちは
本当に辛い事が痛いほど私なりにわかります。
けれどこんな私でも、心折れながらでも前に進み続けたことで
ここまでこれたので、今お辛い方もどうか一歩づつ進むことをやめないで
少しでも笑顔になれる日が来ることを心から祈っています。
乳癌、癌の治療は手術したら終わりはありません。
私もまだまだ心身ともに落ち着くまで先は長いです。
新しい自分になった気持ちで
色んな今の自分も受け入れながら
私も前に進み続けます。
感謝をこめて
messagefromsetsuko