先月3月4日に受けた乳癌温存手術の病理結果が
今月4月2日に出て、今後の治療方針も定まったため、
翌週の4月10日から乳癌の放射線治療を開始しました。
私は毎回の放射線の照射量が高めで回数は16回です。
毎回の照射量を16回より低くした25回もありますが
私は先生や看護師さんの説明の上、16回に自分で決めました。
そして今日は9回目の放射線の照射をしてきました。
放射線の先生から16回の場合は7回目ぐらいから
見た目も変化してくると聞いていたので覚悟をしていますが
今日9回目が終わった私の右乳房の皮膚の状況は
茶色くなってきて、たまにヒリヒリしたりズキズキもします。
(ガマンできる範囲です)
放射線を照射している部分もカサカサしてきていますが
まだ痒くはなく、先生から許可も出ているのでシャワーだけでなく
長湯はしませんが入浴もしてます。
私は車で通院しているのですが
放射線が終わるとなんか体が重く怠くなります。
頭もぼーっとして少したつと眠くなります。
だいたいその時はもう自宅ですので少し寝ています。
先週、5回目の照射前の先生の診断の時、
先生にどのように放射線の形跡が残るかを聞いたら、
放射線を乳癌治療する乳腺に長方形にあてているから
あてているその形で肌の色が変わるそうです。
その変わった皮膚の色がもとの皮膚の色に戻るのは
1年から1年半ぐらいかかるとも説明を受けました。
私は右乳房を斜め前と斜め後ろから挟むようにあてているそうで、
首回りのゆるいTシャツとかを着ると、その肌の変色した部分が
胸元から見えてしまう可能性もあるそうです。
海が大好きで、季節関係なく海で遊び、海に入る私は
皮膚の変色が見えてしまうのも嫌ですが、
放射線治療した皮膚を保護する気持ちも含めて、
海に復帰する時のためにハイネックの水着を買いました。
放射線で弱った皮膚が、薄くてもハイネックの水着だと
胸全体を鎖骨ぐらいまでカバーできるので
少しは皮膚を守ってあげれるかなと思い、
サーフィン復帰できるのはまだまだ先ですが準備しました。
あとは胸に入れるパットも今色々ためしています。
私は温存手術ですが、右側の胸の3分の1ぐらい切除しています。
下側から外側でもあるので、ちょうどアンダーラインの場所で、
パットを入れていないとブラトップも水着も上にずれてしまいます。
私のように乳房の下側にかかる部分の切除をしていると、
手術の後からもそうですが、ブラトップでもブラジャーでも
アンダーラインが今まで着用していた通常のサイズでは
少し痛く感じてしまうかもしれません。
私も最初は今まで着ていたのブラトップのMサイズを着ていましたが
どうしてもアンダーが上がってしまい、手術部分にアンダーのゴムがあたり
少し締め付けるとすぐクッキリ跡がつき、むくんだりもしてしまいます。
今、放射線治療をしていて皮膚もヒリヒリしてきているので、
最近はブラトップをワンサイズアップしたLサイズを着ています。
普通だったらゆるいですが、ブラトップなので落ちる心配もなく
その上でアンダーの締め付けもないので着ていて楽です。
今日は月曜なので
また金曜まで毎日放射線治療です。
明日は放射線10回目と先生の診断があります。
あまり相性の良くない病院でもあるので心も重いです。
逃げたくても逃げるわけにもいきません。
乳癌になってから検査したり手術したり、
向き合う自分の感情も初めてのことばかりです。
今はホルモン治療をしながら放射線治療をしています。
時々、今の自分の状況をしっかり言葉にしないと
今自分が何をしているかわからなくなります。
大好きな海も入れず、全て嫌になって
もうどうにでもなれと思ったこともありました。
一番近くにいて支えてくれている主人には
さんざん感情をぶつけて何回も泣きました。
けどとにかくやるべきことを
ひとつづつのりこえ続けて
今やっとここまできたような気がします。
癌は手術して終わりではなく、
次から次に課題がきます。
いつになったら心がスッキリ晴れるのか
今はまだわかりません。
ただ前に進みながら、乗り越えた時に
やりたいこと楽しいことをいっぱい考えて
今は心が折れないように前に進んでいます。
私を支え続けてくれている主人や友人に
本当の笑顔で心から感謝を伝えられる日がくるように
今をのりこえていきます。
感謝を伝えたい気持ちは
心のパワーです。
愛する海と自然にも
感謝をいっぱい伝えたいです。
感謝をこめて
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