私は先月の３月４日に乳癌の温存手術と右脇リンパ切除をし、
翌日に退院してから自宅療養の上、３月１３日に手術の抜糸をして、
３月１４日からホルモン治療も開始しています。
毎朝タモキシフェン２０mgを内服しています。
手術で切除した自分の乳癌の病理結果が出てからではないと
その後の治療方針が確定できないため、３月４日に手術を終えても
約１か月は病理結果待ちをするのみになります。
私は先生からの色々な詳しい説明と相談の上、
ホルモン治療は病理結果前から開始して、
放射線治療は病理結果を待ってからということになりました。
その病理結果も先週の４月２日に出て、
検査結果的も手術時の先生の予見通りで
転移はなく、初期の粘液癌という乳癌でした。
乳癌にも色んな種類があるようです。
抗がん剤の治療はしなくていいと先生の診断を頂きましたので、
さっそく予定通り、放射線の治療を進めることになりました。
今年の２月１８日に乳癌と告知された時、先生に
「癌の治療はスピードが大事」と真剣に言われ、
先生もそのお言葉通り、２月１８日に乳癌とわかってからは
動揺してわけわからなくなっている私にご配慮くださいながら、
次から次へと予約や病院の手配もしてくださいました。
そして私は２月１８日に乳癌と診断され
その２週間後には乳癌の手術をし、３月１３日には抜糸をし
乳癌告知から３週間後には手術後の治療も開始しています。
心から信頼している先生や
病院、優しくして頂いた看護師の方
支え続けてくれている家族と友人に感謝ばかりです。
ふと考えると、私は乳癌の告知をされてから
まだ１か月と半分ぐらいなのに、あまりにも怒涛の毎日で
身体的にも精神的にも色んなことがありすぎて
とても長い時間、別の世界に来ているような感じがまだします。
乳癌の放射線治療は、毎日あてることが大切なようで、
今年のゴールデンウウィークは大型連休で病院の休みも多く、
そうすると放射線治療が毎日できなくなってしまいます。
お世話になっている乳腺の先生方からも、病院の連休もあり、
放射線治療はゴールデンウィークの連休明けからの予定で
今後の治療の流れを進めていました。
放射線治療は毎日５週間あてる治療です。
病院の休みにあわせて土日は休みです。
平日に毎日あてて土日休みという感じです。
毎日病院に通わなくてはいけない治療なので
私はお世話になっている都内の病院ではなく、
毎日通いやすい湘南の病院に先生が紹介状を書いてくださり、
放射線治療は湘南の病院で受けることになりました。
病理結果が出て治療方針が確定した４月２日に
先生がすぐ紹介状を書いてくださり、
湘南の病院に予約もとってくださいました。
そして昨日、放射線治療の受付をしに
私は湘南の病院に紹介状を持って行ってきました。
私の予想は、紹介先の病院で新たな受付をして、
放射線に必要な説明を受け、同意書を書いて、検査をして
ゴールデンウィーク後からの開始の予約を取って
昨日は終わりと思っていました。
それが診察室で色々今までの経緯も確認しながら
放射線の先生のしっかりしたご親切な説明の上で
「明日から開始しましょう」という先生のお話になり、
私は心の準備が全くなくて、すさまじく動揺してしまいました。
この経緯はまた近日書きたいと思いますが
乳腺の先生と放射線の先生や各専門医師の方だと
それぞれの先生がそれぞれの分野で現在進行形の専門知識があるため、
放射線医療の最先端を知っている放射線専門医の方と
それぞれの癌の専門医が想定する放射線治療スケジュールなどで
多少見解がずれることはあるようです。
私は入院、手術や担当の乳腺外科の先生も都内の病院で、
場所も違えば、そういったスケジュールの変更があり得るとも納得でき、
しっかり詳しく説明してくださった担当してくださる放射線の先生も
私自身、信頼できたので動揺しながらも早速開始することにしました。
そして決まるともう昨日、開始に向けて体にマーキングでした。
そして今日、放射線治療１回目をしていただきました。
放射線治療については今後書いていきたいと思ってます。
とにかく乳癌の告知を受けてから
心も身体も休まることがありません。
めまぐるしい毎日です。
次から次へと課題と治療がやってきます。
ゴールデンウィーク明けと思っていた私は
また今日から約２か月は海にもはいれません。
海水や温泉はダメとのことです。
もちろんサーフィンもできません。
最短でも２か月は我慢です。
またちょっと昨夜から気持ちが不安で揺れていますが
とにかく目の前にあることをひとつづつひとつづつ、
乳癌を受け入れてクリアしていきたいと思います。
辛いのも、大変なのも私一人ではないはずです。
辛くても苦しくても言えない方もいらっしゃると思います。
本当の自分の気持ちは自分にしかわかりません。
わかってもらおうと思うと余計辛いだけです。
家族でも友人でも誰でもなく、自分しかわからないからこそ
私も自分のペースで一歩ずつ前に進み続けます。
感謝をこめて
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