酒と笑とネオンと女

酒と笑とネオンと女

日々、美酒と美食を愛する女性と共に、全国を巡る食べ歩き旅!
絶品グルメはもちろん、雰囲気抜群の楽しいお店、旅先で出会う感動の味まで、魅力たっぷりにご紹介!

全国を巡る食べ歩き旅!美酒と美食、そして出会いの物語
日々、美酒と美食を愛する女性と共に、日本全国を旅しながら食べ歩きを楽しんでいます。
食は旅の醍醐味。地域ごとに異なる食文化や、地元の人々が誇る名物料理を味わいながら、ただ食べるだけでなく、その土地ならではの魅力を発見することが何よりの楽しみです。

旅先では、老舗の名店から隠れた名店、地元の人々に愛される大衆居酒屋まで、幅広く訪れています。
格式のある料亭でいただく一流の和食、心温まる家庭料理を提供する小料理屋、活気あふれる屋台の絶品B級グルメ──どれも旅の思い出を彩る大切な一皿。
さらに、料理だけでなく、その場の雰囲気や店主との会話、偶然居合わせた人々とのふれあいも、旅の醍醐味の一つです。

また、食事には欠かせないお酒も楽しみのひとつ。
地元の酒蔵で作られた銘酒、日本各地の個性あふれる地ビール、そしてこだわりのワインや焼酎など、それぞれの地域ならではの味を堪能。
食とのペアリングを考えながら飲むお酒は、さらにその味わいを深めてくれます。

この旅では、ただ「美味しいものを食べる」だけではなく、その背景にある歴史や文化、人々の想いにも触れています。
たとえば、創業百年を超える老舗の料理には、時代を超えて受け継がれてきた技と誇りが詰まっています。
地元の食材を生かした郷土料理には、その土地の風土や暮らしが映し出されます。そして、旅先で偶然出会ったお店が、思いがけず心に残る特別な場所になることも。

これからも全国各地を巡り、食の魅力を発信していきます。
絶品グルメはもちろん、楽しいお店や美しい旅先での出会い、心躍る食のストーリーを皆さんにお届けします。
あなたも一緒に、美酒と美食の旅へ出かけてみませんか?

西武新宿駅

喜多方ラーメン坂内(ラーメン)

喜多方ラーメンの有名チェーン「坂内」。
この日は歌舞伎町にある店舗を訪れた。

休日の夕方、少し早めの時間帯だったが、店内はすでに結構な賑わいを見せている。

 

喜多方ラーメン坂内、歌舞伎町店外観

 

歌舞伎町店は今回で2度目の訪問。

カウンター席に腰を下ろし、まずは生ビールを注文する。

いつもなら定番のわんたん麺を選ぶところだが、メニューを見ると味噌ラーメンがある。

少し気分を変えて、今回は「わんたん味噌ラーメン」をセレクトした。

 

ビールのアテにチャーシューをつまみながら、ゆっくりと待つ。

 

生ビールと角煮風の小皿

 

こういう時間も坂内の楽しみ方のひとつだ。

ほどなくしてラーメンが提供される。

 

坂内 わんたん味噌ラーメン チャーシューたっぷり

 

丼は味噌ラーメンらしい濃い色合い。

いつもながら、チャーシューがたっぷり盛られているのが嬉しい。

まずはスープを一口。

味噌らしいコクと旨味がしっかりあり、思わず頷いてしまう味わいだ。

 

麺は太麺を選択。スープとの相性も良く、安定感のある美味しさ。

チャーシューは柔らかく、口の中でほろっとほどける。

ワンタンは柔らかすぎず、皮と餡のバランスが良いタイプで、これもまた美味しい。

 

いつもの喜多方ラーメンとは一味違うが、坂内らしさはしっかり健在。

満足感の高い一杯で、もちろん完食。

 

坂内 わんたん味噌ラーメン:たっぷりのチャーシューとワンタン

 

次はまた定番に戻すか、それとも別メニューにするかな。

 

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【喜多方ラーメン】

喜多方ラーメンは、福島県喜多方市発祥のご当地ラーメンで、札幌・博多と並び「日本三大ラーメン」の一つに数えられる存在だ。

最大の特徴は、あっさりしながらもコクのある醤油ベースのスープ。

豚骨や鶏ガラ、煮干しなどを使い、透明感がありつつも旨みはしっかりしている。

 

麺は加水率が高めの平打ち太麺で、強いコシともちもちした食感があり、スープとの絡みも良い。具材はシンプルで、チャーシュー、メンマ、ネギが基本。

特に喜多方では、昔ながらの製法で作られた大判のチャーシューをたっぷりのせる店も多く、肉の旨みを楽しめるのも魅力だ。

 

朝から営業する店が多い「朝ラー」文化が根付いているのも喜多方ラーメンならではで、地元の日常食として長く愛されてきた一杯と言える。

呉服町 れすとらん波葉(レストラン)

 

博多ポートタワー近くにあるスーパー銭湯「波葉の湯」。

 

博多 呉服町「波葉の湯」日帰り温泉

 

その館内にあるレストランに、入浴を楽しんだ後に立ち寄った。

この日は食事というより、風呂上がりに軽く一杯飲みたい気分。

 

呉服町 れすとらん波葉 外観
 

生ビールを飲んでさっと出ようとメニューを眺めていると、鶏皮串のセットを発見する。

鶏皮串といえば博多名物
これは間違いないだろうと、ドリンク1杯と串が付いたセットを選択した。

 

畳敷きのレストラン、風呂上がりに一杯

 

タッチパネルで注文すると、ほどなくして生ビールが到着。
湯上がりの一口はやはり格別だ。
ゆっくり飲んでいると、鶏皮串が運ばれてきた。串は2本。

 

鶏皮串と生ビール

 

見るからにカリッとした焼き上がりで、期待が高まる。
ひと口かじると、見た目通りの食感。
香ばしく、しっかり味も乗っていてなかなか美味しい。

これはビールとの相性も抜群。


ビールをゆっくり飲みながら、皮串をつまむ時間が心地いい。
リーズナブルに風呂上がりの一杯が楽しめて、満足度の高い一軒だった。

 

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🍡博多名物とりかわ串↓↓↓

 

 

 

 

 

 

【鶏皮串】

博多名物の鶏皮串は、他地域の焼き鳥とは一線を画す独特の存在だ。

一般的な鶏皮串が皮をそのまま焼くのに対し、博多では鶏の首皮を使い、串に何重にも巻き付けて仕込むのが特徴となっている。

余分な脂や臭みを丁寧に落とした後、焼いては寝かせ、タレにくぐらせて再び焼く工程を何度も繰り返す店も多く、この手間が外はカリッと香ばしく、中はもちっとした独特の食感を生み出している。

味付けは九州らしいやや甘めの醤油ダレが主流で、ビールや焼酎との相性は抜群だ。

また、一本ずつではなく五本、十本とまとめて注文するのが博多流の楽しみ方として定着している。

 

その歴史は戦後の博多の屋台文化にさかのぼる。当時は鶏皮のような余りがちな部位を無駄なく使い、安く腹持ちの良い酒の肴として提供していた。やがて豚バラ串と並ぶ博多の焼き鳥文化の中で、鶏皮串はより手間と技術を要する串として独自に進化していく。

特に2000年代以降、とりかわ専門店が登場し、数日かけて仕込む製法が確立されたことで、鶏皮串は博多のソウルフードから全国に知られる名物料理へと成長した。屋台発祥の素朴な一品が、今では職人技の詰まった博多を代表する味として親しまれている。




〜⛩️太宰府天満宮と天神の街🍶〜 

博多市内を散策した後、天神へ向かう。
西鉄福岡(天神)駅から電車に乗り、久しぶりに太宰府天満宮を目指した。

太宰府駅で下車。

 

太宰府駅の入り口と参道
 

駅を出ると、懐かしい雰囲気の参道が広がる。
名物の梅が枝餅の店が軒を連ね、途中にはお洒落なスターバックスもあり、歩いているだけで楽しい。

参道をゆっくり進み、太宰府天満宮へ。

 

太宰府参道、賑わう梅が枝餅店とスタバ
 

ちょうど紅葉の時期で、境内は見事な色づき。

 

太宰府天満宮の紅葉と池
 

有名な赤い太鼓橋を渡って参拝する。

 

太宰府天満宮の赤い橋と紅葉
 

日本三大天神の一つだけあって、境内の空気にはやはり貫禄がある。

 

太宰府天満宮の楼門と参道

 

参拝を終え、御朱印を拝受。
帰りも紅葉を眺めながら、のんびりと駅へ戻った。

 

紅葉の太宰府天満宮と緑の木々

 

再び電車で天神へ。
まずは街中に鎮座する天神の鎮守、警固神社を参拝する。
都会の真ん中にありながら、きちんと落ち着いた空気を感じられる神社だ。

 

太宰府天満宮の伝統的な建物と庭園

 

少し時間があるので、ちょい飲みへ。
立ち寄ったのは「三九酒場 けごむす」。
リーズナブルにせんべろが楽しめるありがたい店だ。

 

豆腐と明太子、いくらおろしの盛り合わせ

 

せんべろだけでは物足りず、冷酒を追加。
つまみはいくらおろし。
これがまた相性抜群で、しっかり満足して店を後にした。

 

いくらおろしと日本酒

 

地下鉄で福岡空港へ向かう。
天神地下街は、いつ歩いても洗練された雰囲気で気分がいい。

 

天神地下街のイルミネーション

 

空港では「やりうどん」でディナー。
まずはビール、続いて冷酒。

 

やりうどん別邸の食品サンプル
 

締めはごぼう天と丸天が乗ったうどん。
安定の美味しさで、旅の締めにちょうどいい。

 

ごぼう天うどん、福岡空港で旅を締める

 

お土産は「初屋はかたろう」で購入。
美味しそうな鯖寿司や弁当を選んだ。

 

初屋はかたろうの店構えと人形

 

久しぶりの福岡。
街歩きも参拝も、そして食も存分に楽しめた。
やはり福岡は、楽しくて美味しい街だ。

 

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 ⛩️太宰府のお土産は↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

【太宰府天満宮】

太宰府天満宮は、福岡県太宰府市に鎮座する全国約一万二千社の天満宮の総本宮であり、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る、日本屈指の信仰の地である。

道真公は政争により都を追われ、この太宰府の地で生涯を閉じたが、その死後、都では天変地異が相次ぎ、人々は道真公の霊威を畏れ敬い、その御墓所の上に社殿が築かれた。太宰府天満宮は、単なる学業成就の神社ではなく、不遇の中でも学問と誠を貫いた一人の人物の生き方そのものを祀る場所と言える。

 

境内には道真公を慕って都から一夜にして飛来したと伝わる「飛梅」をはじめ、約六千本の梅が植えられており、梅は太宰府天満宮を象徴する存在となっている。

早春には境内一帯が梅の香りに包まれ、参拝者は季節の移ろいとともに、道真公の心情や人生に思いを馳せることになる。また現在は本殿の大改修に伴い、期間限定で仮殿が設けられているが、伝統を受け継ぎつつも現代的な意匠を取り入れた姿は、今という時代の太宰府天満宮を象徴する景観として注目を集めている。

 

太宰府天満宮は、三大天神の一社として北野天満宮、防府天満宮と並び称されるが、その中でも道真公が実際に過ごし、最期を迎えた地であるという点において特別な意味を持つ。

学問成就や試験合格の祈願に訪れる人は多いが、それ以上に、努力が報われない時や人生の転機に、もう一度自分を信じる力を授けてくれる場所でもある。

 

ここに伊勢神宮を加味して考えると、伊勢神宮が日本という国の始まりと根幹を司る存在であるのに対し、太宰府天満宮は、その国の中で生きる一人ひとりの知恵や志、誠の心を支える神社だと言える。

 



錦糸町駅 なりたけ(ラーメン)

 

濃厚ラーメンの人気店。
津田沼や本八幡では何度も食べたことがあり、個人的にも馴染みのある一杯だ。

 

なりたけ 錦糸町店 外観 濃厚ラーメン

 

この日は錦糸町で飲んだ後、〆のラーメンを求めて歩いている途中にこの店を発見。

久しぶりの訪問となった。

店に入り、まずは券売機で食券を購入。

しょうゆとみその二択で迷ったが、この日はみそを選択した。

 

錦糸町なりたけ 濃厚ラーメン店 外観

 

カウンター席に座り、ゆっくりと着丼を待つ。

そして、ほどなくしてラーメンが目の前に置かれる。

 

なりたけの濃厚みそラーメン


まずはスープからひと口。

濃厚でこってり、相変わらずパンチの効いた濃い味わいだ。

これぞこの店、という安定感のあるスープ。

背油がたっぷり。

 

続いて麺。

中太麺は歯応えが良く、濃厚なスープとしっかり絡む。

 

錦糸町なりたけの濃厚みそラーメン

 

具はチャーシュー、メンマ、刻みネギとシンプルながら王道の構成。

ボリューム自体は標準なのかもしれないが、このこってり感もあって体感的にはかなりの満腹感。

 

正直、この歳になると完食はなかなか厳しい。

それでも箸が止まらず、結局は完食してしまった。

やはり、たまに無性に食べたくなる一杯だ。

 

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🍜濃厚な背油ラーメン↓↓↓

 

 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

【なりたけ】

なりたけは、千葉発祥の“背脂チャッチャ系”を代表するラーメン店。
濃厚でパンチのあるスープに、たっぷり浮かぶ背脂が最大の特徴だ。

看板メニューはしょうゆみそ
豚骨ベースのスープに強めのカエシが合わさり、そこへ背脂の甘みとコクが重なることで、見た目以上に中毒性の高い一杯に仕上がっている。背脂の量は好みに応じて調整でき、初めてなら「普通」、ガッツリ行きたいなら増しがおすすめ。

 

麺はやや太めでスープとの絡みが良く、シャキッとしたもやしやチャーシューが濃厚さの中で良いアクセントになる。
飲んだ後の〆にも、無性にこってりを欲した時にも刺さる味わいだ。

津田沼や本八幡をはじめ、都内にも店舗があり、「背脂=なりたけ」と言われるほどの存在感。
こってり好きなら一度は通っておきたい名店である。



目黒駅 目黒菜館(中華料理)

 

目黒駅を降りて権之助坂へ向かう。
この坂は、かつて人気アイドルが在学していた日の出女子学園があり、ビートきよしの「雨の権之助坂」にも登場する、知る人ぞ知る有名な坂だ。


その坂の途中に、今回訪れた店がある。

 

目黒菜館 外観


老舗の町中華で、地元でも評判の人気店。
この日はランチタイムに立ち寄ってみた。

開店直後ということもあり、店内にはまだ他のお客さんはいない。

 

目黒菜館の店内の様子
 

奥のテーブル席に座り、ランチメニューに目を通す。

中華丼と酸辣麺が気になる。
前夜は結構飲んだので、汁物でさっぱりいくのもいい。


ただ、今日は仕事もないし、昼からビールを飲みたい気分。
そうなると汁物より中華丼か……と悩む。

そこで店の方におすすめを聞いてみると、「麻婆豆腐が人気ですよ」とのこと。
それなら間違いないだろうと、麻婆豆腐ランチを注文。

 

目黒菜館で飲んだエビスビールのジョッキ
 

まずは生ビールから。

昼間から飲む、キンキンに冷えた生ビールがたまらなく旨い。
ゆっくりビールを味わっていると、麻婆豆腐ランチが運ばれてきた。

 

目黒菜館の麻婆豆腐ランチセット

 

山椒の香りがふわっと立ち上り、見るからに美味しそうな麻婆豆腐。
一口食べてみると、思ったほど辛さは強くないが、コクと旨味がしっかりしていて実に美味しい。

これはもう一杯いきたくなる。
麻婆豆腐は量もたっぷりあるので、半分ほどまではビールと一緒に楽しみ、
ビールを飲み終えたところで、ご飯と合わせて食べ進める。

 

目黒菜館の麻婆豆腐ランチセット

 

途中、ザーサイや優しい味わいの卵スープを挟みつつ、最後まで飽きずに完食。
ビールも飲んだこともあり、かなりの満腹感だ。

 

食後にはデザートの杏仁豆腐
さっぱりとした甘さで、締めにぴったり。
大満足のランチとなった。

 

これはぜひディナータイムにも訪れてみたい。
町中華ながら、しっかりとしたクオリティの料理が楽しめる一軒だった。

 

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【麻婆豆腐の歴史】

麻婆豆腐は、中国・四川省成都で生まれた料理で、起源は19世紀後半の清の時代とされている。

成都の万福橋付近にあった「陳興盛飯舗」という食堂で、顔にあばたのある年配の女性が作っていた豆腐料理が始まり。
「麻」はあばた、「婆」は年配の女性を意味し、そこから「麻婆豆腐」と呼ばれるようになった。

豆腐と牛ひき肉に、豆板醤や唐辛子、花椒を使った味付けが特徴で、四川料理ならではの「麻(しびれ)」と「辣(辛さ)」が魅力。
安くて腹持ちが良いため、庶民の料理として広まった。

 

日本では辛さを抑えたマイルドな味付けが定着し、近年は花椒を効かせた本格派も人気。
麻婆豆腐は今も進化を続ける、中国料理を代表する一品である。