ヤフー知恵袋でこのような質問をする人を見かけました。
「ピアノからギターに転向しようと思っているんですが、ピアノの経験がギターで役に立ったことってありますか?」
ピアノとギターは一見似ても似つかない楽器ですが、私の場合、けっこういろいろとあります。
まずは【練習は超ゆっくりが基本】ということ。
ピアノの両手練習は超ゆっくりからはじめますが、ギターのコードチェンジやメロディー演奏の練習もまったく同じです。もしもそれを知らずにいきなりギターからはじめていたら、『あー、はがゆい!練習が進まない!』とイライラがつのっていたと思いますが、ピアノ時代に【超ゆっくり練習】を経験しているので、そうしたイライラに襲われることはほとんどありません。
次に指番号。
ピアノは自分の1番弾きやすい指番号をある程度自分で考える必要がありますが、ギターの場合もまったく同じです。
ギターのメロディー演奏は左手の指でフレ弦をおさえますが、自分の弾きやすい指番号をある程度自分で考えないといけないのです。ピアノの経験がここでも役に立っています。