2014年ブラジルワールドカップ準々決勝【オランダvsコスタリカ】前半 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

 0分。オランダのスナイデルが左サイド深くを狙う味方にスルーパス。しかし、味方のマークについている右側の敵のほうに蹴ってしまったのでミスキック。敵のミスで運良くボールは渡ったものの明らかな判断ミスです。        

 

   
 5分。コスタリカのカウンター。右サイドのキャンベルがバイタルエリアでフリーのルイスにパス。しかし、わずかにずれてトラップできませんでした。たとえトラップできてもゴールに背を向けた状態なので怖い攻めは難しいですが、右サイドをえぐるスルーパスくらいは出せたかもしれません。

 

 
 8分。オランダの左サイドのDFから前線のロッベンへ対角線サイドチェンジ。それで一気に裏を取ることに成功します。しかしロッベンはカットインを選択し、敵に囲まれてボールロストしてしまいました。

 

 
 たしかにそれはロッベンの持ち味ではありますが、ここは前にドリブルしてボックス右をえぐるべき場面でした。もったいないプレー。

 

 
 15分。コスタリカのショートカウンター。ボルヘスがインターセプトし、敵を抜いてアタッキングサード右を狙いますが失敗に終わりました。ボールを奪った瞬間、前の味方へのスルーパスもありましたが、ややオフサイドポジションぽかったのでドリブルを選択したのかもしれません。

 

 
 19分。コスタリカのキャンベルのスルーパスで右サイドをえぐり、レシーバーはボックスのニアにグラウンダークロスを送ります。しかしボックスに走り込んだ味方は1度はニアに走りながら、急に方向を変えてしまったのでボールに触ることができませんでした。格下ゆえチャンスが少ないコスタリカとしては非常に悔やまれるプレー。

 

 
 20分。オランダのロッベンが右サイド深くのカイトにパス。カイトはワンタッチでペナルティアークのデパイにプルバック。視野の広いプレー。パスを受け取ったデパイは前を塞がれたのでシュートには行かず、左前方のファン・ペルシーにパス。ファン・ペルシーはトラップからシュートしますがGKナバスに止められてしまいました。セカンドボールを次はスナイデルがシュートしますが、それもナバスの正面でした。オランダ、きめきれず。

 

 
 24分。オランダのショートカウンター。ロッベンがインターセプトからバイタルエリア右に侵入。パスコースはふたつで、ボックス中央を狙うファン・ペルシーと右のカイト。ロッベンはカイトを選び、カイトはボックスに走り込んだファン・ペルシーにグラウンダークロスを送りますがオフサイドになってしまいました。

 

 
 ロッベンがボールを持っているとき、前の敵は縦突破を警戒する姿勢な上にボールウォッチャーでした。さらにナバスもゴールエリア内。カイトへのパスではなく強気にファン・ペルシーへのスルーパスでよかったと思います。

 

 
 28分。オランダのショートカウンター。ファン・ペルシーがインターセプトし、バイタルエリア左で敵をひきつけてからボックス左のデパイにスルーパス。デパイはニアの低めに正確にシュートしますが、ナバスに右足1本で止められてしまいました。

 

 
 41分。オランダのロッベンから裏のファン・ペルシーへコスタリカディフェンスを切り裂くスルーパス。しかしナバスのフロントダイブに阻まれてシュートまで行けませんでした。

 

 
 直後、オランダの中盤のスナイデルからバイタルエリア左のデパイに電光石火のミドルパス。受け取ったデパイは裏に走るファン・ペルシーにスルーパス。見事に通りますが、またもやシュートには行けませんでした。

 

 

 

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