9分。ベルギーのロングカウンター。中盤でヴィツェルが横の味方へパス。そこからサイドチェンジという流れになりますがシュートまで行けませんでした。
ヴィツェルはヨコパスではなく、右前方の味方へのスルーパスのほうがよかったと思います。味方には左からマークがついていたので、マーカーと味方の間へのスルーパスは危険ですが、味方の右側へのスルーパスならほぼ確実に通っていました。少しもったいないシーン。
直後、アルゼンチンのカウンター。イグアインが股抜きでひとりかわしてボックス右に侵入。シュートを打ちますが惜しくもバーに直撃してしまいました。
15分。左サイドからのアーリークロスをベルギーのフェライニがジャンピングヘッド。しかしゴール上にはずれてしまいました。ボールをたたきつけられれば確実に1点のシーン。クロスがライナー性だったのが残念なところ。パッサーはフェライニの194センチという身長をよく考えたクロスを蹴るべきでした。
28分。中盤からのロングボールを前線にいたベルギーのルカクが落とし、ペナルティアークのフェライニが胸トラップから展開しようとしますが3人に囲まれてうまくできませんでした。ルカクの落としが高いバウンドによるものだったので、フェライニはコントロールが難しかったと思われます。
直後、ベルギーのヴィツェルがミドルシュート。しかしシュートコースの敵に当たって終わってしまいました。ボックス右に走るフリーの味方へのパスのほうがチャンスは広がったと思います。
37分。アルゼンチンのサバレタが右サイド深くでボールを受け、ややたってからゴールエリア前でマークにつかれている味方へクロス。しかしクリアされてしまいました。
もっと早いタイミングでペナルティエリアのフリーの味方へのクロスのほうがよかったと思います。もったいないシーン。
39分。ベルギーのパワープレー。ベルギーの選手がアタッキングサード右からゴール左にダイレクトシュートしますが、シュートコースには明らかに敵が密集していたのできまりませんでした。右にトラップしてからゴール右にシュートしたほうがきまる可能性は高かったと思います。明らかな判断ミス。
48分。アルゼンチンのカウンター。メッシがドリブルでペナルティアークに侵入しGKと1対1。そしてGKの左を狙いますが、シュートは止められてしまいました。ベルギー命拾い。
が、ここでタイムアップ。
結果 1━0でアルゼンチンの勝利
ベストプレーヤー━━決勝ゴールをあげた上、効果的な動きで攻撃を牽引したアルゼンチンのイグアイン